■弥山(みせん)頂上に立つ山小屋について
以前は石鎚山頂小屋として成就社にある白石旅館が経営していましたが,数年を要して平成15年に現在の小屋に建て替えられ,石鎚神社直轄経営の小屋に生まれ変わりました。
新しいだけあり,日本広しといえどもこんなに清潔な山小屋は他には無いでしょう。特に登山者が宿泊するには快適そのものです。
しかしながら,一般の山小屋とは異なり,石鎚神社の社務所と同時に参籠所(御神前に参り籠もる所)でもあり,純粋な山小屋ではありません。(とは申しましても,一般客には山小屋として認知されることでしょうが)
頂上山荘には次のような特徴があります。
◎予約制
予約に関する情報は『頂上山荘ホームページ』にあります。
◎ゴミの完全持ち帰り制
宿泊者,休憩客に関わらず,また売店で購入した飲み物・食べ物の袋や缶なども全て持ち帰りの対象です。
写真で紹介
●小屋の全体像
一見して近代的(?)な建物です。高山の頂上にある建造物としてはりっぱなものです。
小屋の手前は弥山頂上ですが,ご覧のように砂利が敷かれて平らになっています。
●食堂
小屋の中は無料で休憩できるようになっています。ここは食堂でカレーなどいくつかのメニューがあります。
この手前に4人掛けのテーブルがいくつか南に面している窓沿いにあります。
●大部屋
ここにみんなで寝ます。個室はありません。
山小屋ですから男女分けもありません。物が置ける棚が左奥に見えています。
この右の方にカーテンで仕切られたスペースがあり,そこで着替えをすることができます。