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645判(セミ判) 6×6判 690判 その他の機材

 

 

690(6×9センチ)判撮影機材の紹介

2005年12月1日現在
 

■FUJI GW 690ⅡProfessional

  
主な仕様
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形式 距離計連動式カメラ(全機械式)
使用フィルム 120(8枚)/220(16枚)
レンズ EBC FUJINON 90mm F3.5(35mm判39mm相当)
シャッター 機械制御式レンズシャッター(T・1~1/500秒)
ファインダー レンジファインダー式ブライトフレーム付
視野率 1m:95% ∞:92%
露出制御 露出計なし
その他 120/220の切り替えはフィルム圧版による
重量・サイズ 約1500g
 

観光地で集団写真を撮るときの業務用カメラとして知られています。レンズ部分が大きく突き出しているので収納性は決してよくありませんが,横(縦)の広がりがある風景を精密描写したい時には威力を発揮します。当然,ノートリミング前提で撮影します。全紙サイズにプリントした時の精密描写の美しさとグラデーションの豊富さは特筆に値します。セミ判とは明らかに一線を画します。

主に35mm一眼レフとの組み合わせで携帯します。フィルムサイズに比して軽量なのとレンズ性能に対する信頼性がこのカメラを選択させました。逆光にもかなり強い方だと思いますが,強烈な光線の時にはやはりゴーストが出る時があります。

一眼レフと違ってレンズシャッターなのでブレの心配をする必要がなく,三脚も軽量タイプの中型で十分役に立つのも有り難い点です。ただし,全機械式制御なので,別にスポットメーターなどの露出計が必要です。

この後継機種には標準で水準器が付きましたが,これにはついていないのでボディ左上に丸い水準器を瞬間接着剤で貼り付けて使っています。下取りに出す気はないのでこういうことも平気でできます。