『秘境 乗鞍山麓五色ヶ原…滝巡りコース』遠征レポート 2006年6月12日 No.4/8

(61)池之俣御輿滝

沢に降り立つ。池之俣御輿谷だ。

残念ながらここからは,この滝の最下部しか見ることができない。

  

(62)丸太橋

この丸太橋は一人ずつしか通行できない。左右に補助ロープを張ってあるので安心感がある。

 

(63)池之俣御輿滝

標高1.450m。

ここまで近づくことができる。秋よりも水量が多い。飛沫が飛んできてカメラのレンズを濡らすのでゆっくりは撮れない。

 

(64)ニリンソウ

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(65)コチャルメルソウ

 

(66)カエデ

カエデの花があちこちに落ちている。これはこれで風情がある。

 

(67)正体不明

上高地にもたくさん咲いていた。

花茎の頂に3つの花がくっついて咲いており,金平糖のようなイメージが残っている。


(68)ラショウモンカズラ

ガイドさんは芥川龍之介の「羅生門」に出てくる,と説明していたがそれは別の話で渡辺綱は登場しないはずだ。

『平家物語』剣巻には次のような話がある。摂津源氏の源頼光の頼光四天王筆頭の渡辺綱が夜中に戻橋のたもとを通りかかると、美しい女性がおり、夜も更けて恐ろしいので家まで送ってほしいと頼まれた。綱はこんな夜中に女が一人でいるとは怪しいと思いながらも、それを引き受け馬に乗せた。すると女はたちまち鬼に姿を変え、綱の髪をつかんで愛宕山の方向へ飛んで行った。綱は鬼の腕を太刀で切り落として逃げることができた。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア』)

和名はこの花がその切り取った腕に似ていることからたとえたものというのはよく知られている。

 

(69)クルマバソウ

本コースのあちこちに咲いているが,群生しているとかなり存在感がある。

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(70)ミヤマカラマツ

 

(71)倒木

苔生している雰囲気が悠久の森の中を歩いているという印象を与えてくれる。

 

(72)炭木岩

標高1.480m。

池之俣御輿滝から一登りすると炭木岩だ。溶岩がゆっくり冷えてできるという柱状節理だ。これを地元の人が炭木に見立てたのだ。石鎚山も柱状節理で知られている。

この下の登山道周辺には剥がれた柱状の六角形の岩がごろごろしている。

 

(73)フキの綿毛

 

(74)楓沢

イタヤカエデが多いのでこの名が付けられている。この沢の奥に仙人滝がある。

そういえば,今回のガイドさんは仙人滝のことは説明しなかった?

それとも最後にいた我々には聞こえなかっただけなのか。

 

(75)イワガラミ

 

(76)オオバミゾホオズキ

これだけの群生になっていると壮観だ。

 

(77)オオバミゾホオズキ

別嬪さんをアップで撮る。

 

(78)不明

ツル性の植物で比較的大きな赤い花を咲かせていた。ガイドさんたちも初めて見る花だということで不明のままだ。

 

(79)サンカヨウの花後

図鑑でしか見たことがない憧れの花だ。いつの日か尾瀬で会えればと思っていた。

五色ヶ原の森の中ではニリンソウとサンカヨウの競演が見られるらしい。

来年,再チャレンジだね。(^^)

 

 

(80)ホウチャクソウ

 

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