Back | 秘境 乗鞍山麓五色ヶ原…池巡りコース 2005年10月18日 |
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(61)シラビソ小屋 標高1.490m。 小屋手前で先行の2グループに追いついた。後をぞろぞろとついて行く。 この小屋もエコトイレが設置されている。滝巡りコースは小屋は1つしかないが,こちらは岩魚見小屋とここの2つがあるのでトイレが近い人には心丈夫だ。 |
追いついた団体さんたちが気になる。私はこのコースの最後の布引滝を一番楽しみにしている。そのために銀塩カメラとちゃんとした三脚を持ってきた。合計5kgもある。この機材,昨日も使わなかった。今日もまだ使っていない。特に,今日はグループの他のメンバーに迷惑をかけるといけないから我慢して使わなかった。 しかし,最後の布引滝だけはこの機材で写したい。全紙に伸ばせる作品を創るのだ。しかるに,この団体さんたちにこの調子でついて行ったらどうなるか火を見るよりも明らかだ。団体さんの滝見物が終わったら我々の順番になり,しかもバスの時間があるのであっという間にタイムアップで撮影時間はゆっくり取れないだろう。 そこで一計を案じた。シラビソ小屋に着く前に団体さんに追いついた時に,すかさず案内人さんの耳元でささやいた。「団体さんよりも先に行かせてもらって布引滝でゆっくりしませんか。」 小屋に着くと,我々の案内人さんが団体さんを引率している案内人さんたちに掛け合ってくれた。布引滝で時間をとりたいので先行させて欲しいということと,そのために先にトイレを使わせてもらいたいと告げたようだった。何しろ,団体さんよりも1時間遅れで出発したにも関わらず岩魚見小屋で追いついていたのだから,問題のない交渉だった。 そして,我々はトイレ休憩だけですぐに出発した。 ここで同グループのメンバーのみなさんに申し開きをしておこう。(^_^;) 私が案内人さんに言ったのは上記のことだけです。「道中を急ぎましょう」とは断じて言っていません。早く歩いたのは案内人さんの判断,あるいは歩き癖でしょうね。景色を見たり解説を聞くようなことがない所はやけに速かったのは事実ですね。しかし,私の所為ではないのです。 出合い小屋で歩行速度の話になった時に,案内人さんが私の方を指して「こちらさんが急いで行きましょう」と言ったので,というような言い方をされていたので念のために弁明しておきます。それにしてもみなさん健脚の方々ばかりでよかったです。(^^) |
(62)澄池 多分これが澄池。(^^ゞ 水がないのでどこが池で,次の池との境がどこなのかよく分からない。 |
(63)樹間の紅葉 多分この辺りが濁池。 |
(64)黄葉と紅葉 |
(65)濁池 標高1.490m。 水がない!(@_@) コース最初の雌池と同様に,このコース上の池は,枯渇したり水位が増減する不思議な池なのだそうだ。 我々は今,池の底を歩いている。水がある時は山の斜面を歩くので見晴らしがよくない。 男性が左の草むらを見ているが,実意は熊の足跡がそこら中にある。我々はまさに熊の生息地に足を踏み入れたのだ。 |
(66)濁池底から見る紅葉 紅葉のシーズンは池に水がない方がよいかもしれない。池の底を歩いて,こういう風に紅葉を楽しめるからだ。 しかし,池面に映った紅葉を愛でることはできないか。悩ましいな〜。 |
(67)濁池底から見る紅葉 ズームレンズを望遠側(70mm弱相当)にするとこんな感じ。 |
(68)濁池底から見る紅葉 ズームレンズを広角側(24mm)にするとこんな感じ。 |
(69)濁池底から見る紅葉 この池は離れがたいな〜。景色に飽きない! 惜しむらくは紅葉が例年通りだったらドンピシャだったのに…。 |
(70)濁池の端付近 池が枯渇していたので境がよくわからない。 最後の池,雄池に向かう。 |
(71)白樺の林 雄池に向かう途中の白樺林。 |
(72)雄池 標高1.430m。 コース上で一番大きな池らしい。普通なら右下の黒い岩の辺りまで水があるらしい。 対岸は熊の聖域なのでコースを左にとり池畔を歩く。 |
(73)紅葉 (72)の綺麗な部分をアップで撮る。 |
(74)マユミの実 |
(75)樹間から乗鞍岳? |
(76)マユミの実 |
(77)マユミの実 落ちていたのを家内が拾った。枝からむしりとったのではない。(^_^;) 中が濃い赤色,外は萼の残りかな,それがピンク色。 |
(78)雄池を後にする 雄池を後にしてダケカンバ林を1kmほどひたすら下る。
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(79)ブナ林 ダケカンバ林を下って行くとブナ林が現れる。もっとも,ブナの純林ではなく,ミズナ・コシアブラ・カエデ類が混在している。 嗚呼,美しい,日本の秋は♪ ここは中判カメラで狙いたい! |
(80)熊の爪痕 登りと下りで痕が異なる。まっすぐ長く付いていたら,それは下りの痕。 ↑プチ情報でした。(^_^;) |