Back | 秘境 乗鞍山麓五色ヶ原…滝巡りコース 2005年10月17日 |
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(41)不思議な木 外側にあるのは何十年も昔に朽ち果てた木の残り。その中に別種の木が大きく育っている。 |
(42)炭木岩 標高1.480m。 池之俣御輿滝から一登りすると炭木岩と呼ばれる柱状節理が現れる。 この下の登山道周辺には剥がれた柱状の岩がごろごろしている。 |
(43)仙人滝 イタヤカエデが多いところから「楓沢」と呼ばれている沢を通過する。 仙人滝を遠望できるが,源流部の崩落のために危険なのでコースには入っていない。 しばらくは落石の危険性がある足場の悪い道が続く。 |
(44)足元の秋 たまには足元にも目を向けてみると秋の風情を感じさせてくれる小さな風景がある。 |
(45)秋色の登山道 |
(46)コマユミの実 |
(47)深山幽谷 池之俣御輿滝辺りからウラジロモミという針葉樹がだんだんと混ざるようになっている。 したがって,きれいに紅葉すると紅葉と緑のコントラストがすばらしいことだろう。 |
(48)烏帽子小屋 標高1.500mの尾根上にある。 避難小屋を兼ねた休憩小屋。寒い時は中で暖を取ることができる。 |
(49)エコトイレ この小屋のみならず両コースの全ての小屋にエコトイレが完備されている。しかも「ウォッシュレット」!これは特筆ものだ。 電源は近くの沢に小規模の水力発電所を設置してそこから供給している。 |
烏帽子小屋でお弁当を食べて次のポイントの青垂滝に向かう。 しかし,ここでアクシデントが起きた。岳父が足を攣ったのだ。烏帽子小屋への登りでその前兆があったので,休憩時間を利用して薬をすりこみマッサージも行った。しかし,休憩後がいきなりの登りで,歩き始めてすぐに足を攣ってしまった。休憩して冷えたのが災いしたのだと思う。私も経験があるので分かるが,直ぐには回復しそうにない。 担当の案内人と緊急事態に備えてだろうが小屋に待機していた案内人のお二人と相談し,案内センターとも無線で連絡をとってもらって,結局,岳父にはエスケープルートで下山してもらうことにした。20〜30分で林道まで下山できるらしい。案内センターからも1人応援が来て2人の案内人が同行して下山させてくれるとのことだ。その後は車でゴール地点の出合い小屋まで送ってくれるそうだ。これなら安心して任せられる。盤石の態勢とはこのことだ。 家内と私は岳父のことが気になりながらも出発した。余裕を持って設定されているとは言え,出合いの小屋に予定されている時間にあまり遅れないように到着しないとバスを待たせてしまい,みなさんに迷惑を掛けることになる。 この後はけっこうハイペースで快調に歩いた。 |
(50)紅葉 |
(51)黄葉 壮大なサワグルミ林を歩く。 |
(52)春の撮影ポイント 春にはニリンソウの大群落が見られるらしい。 |
(53)クロモジ 幼木なのでクロモジと言われて初めて気がついた。 クロモジの枝はよい香りがするので高級和菓子の爪楊枝に皮付きで使われている。 |
(54)何の実だったかな? |
(55)青垂滝(雄滝) 2段に分かれた滝の落差は焼く90mある。柱状節理の壁に流れ落ちる滝は実に壮大だ。 45o相当の画角で撮影。 |
(56)青垂滝(雄滝) 本日のクライマックスなのでたくさん撮る。 水の流れを表現するために可能な限り遅いシャッター速度にしたが,手持ちなので限界がある。 67.5o相当の画家で撮影。 |
(57)青垂滝(雄滝) 滝の周辺が紅葉したら見応えがあるだろう。今はその片鱗だけ見ることができる。 24o相当の画角で撮影。 |
(58)青垂滝(雄滝) 24mm相当の画角で撮影。 |
(59)水場 青垂滝からのお裾分け。時間をかけて染み出た水ではないのでお世辞にも美味いとは言い難い。雨水と同じ酸味を感じる。 |
(60)青垂滝(雌滝) 落差約74mある。今回はこちらの方が水量は少なかった。 24o相当の画角で撮影。 この後は目的地の出合い小屋まで秋色の風景を愛でながら気持ちよく歩くことができた。 |