Back | 四国カルスト…初秋霧流 2005年9月18日 |
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天狗高原を散策した後,いつものようにカルスト学習館に立ち寄り撮影した花の確認のために勉強。館長さんにもいろいろと教わる。まだ時間があるので館長さんに天狗の森の情報をもらって散策に出かける。今回は「横道」の往復だけなのでコース紹介は省略。 |
(41)チヂミザサ 特徴がある葉を写した方がよかったが,他の植物が邪魔をして下部が写しにくかったので上半分だけで処理した。 少し離れたところでは全体の姿も写すことができた。 |
(42)シロヨメナ 天狗高原のイナカギクとよく似ているが,花弁がこちらの方が幾分細いのと花の大きさ,生育環境からたぶんシロヨメナだろう。この花はたくさん咲いていて森のなかでよく目立つ。 ※すやさん@広島自然画報さん(リンク集参照),ご助言ありがとうございました。 |
(43)シロヨメナ 上の花のアップ。この種の菊を見ると『野菊の墓』の民子を思い出す。 |
(44)ヒナシャジン 初見だ。これも会いたかった花の1つだ。残念なのは先の台風14号ですべて茎が根元から倒れているし,花も傷んでいるのが多い。 四国の固有種であり,愛媛県と高知県の石灰岩地にのみ自生する。 |
(45)テンナンショウ類の実? |
(46)ヤマジノホトトギス 天狗の森では今までヤマホトトギスしか見たことがなかった。ヤマホトトギスが咲き始めるのはもっと早くて7月の20日くらいだと思う。 ヤマジノホトトギスはそれよりも遅く咲くのだろうか。 |
(47)ヌスビトハギ 小さな花だがアップにするとかなりフォトジェニックだ。
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(48)ヌスビトハギの実 花と同居しているので花と実を同時に覚えられる。 足袋は足先が2つに分かれているが,その足袋を履いた盗人がつま先で歩いて残した足跡がこの実によく似ているところからこの名前が付いた。
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(49)ツクシクサボタン? それとも,クサボタン or オオクサボタン? あまりフレッシュな個体ではなかったので,別のを見つけて全体の姿や葉を写そうと思ったが,結局他の個体は見つからなかった。(;_:) 「デジカメなんだから一応写しておこうよ」とは内省の声。(^^ゞ |
(50)正体不明 葉が台風のためか,かなり傷んでいる。 コアジサイか,それとも萼の無いヤマアジサイか,それとも他の種か,現場で詳細な観察をするべきだった。 |
(51)レイジンソウ 石鎚山系や皿ヶ嶺でもお馴染みのレイジンソウは天狗の森でも普通に見られる。 |
(52)アケボノソウ 和名の由来を調べてみると面白い。 |
(53)君の名は? |
(54)ヒメガンクビソウ 花を見たときの第1印象は「ガンクビソウ」。しかし,見慣れたガンクビソウとはどうも雰囲気が異なる。写真の整理をしながら図鑑とにらめっこ。 この類は数種類あるが,根元の葉と全体の大きさから最終的にヒメガンクビソウと判断した。 (間違っているようであれば教えて下さいね。) |
(55)ヒヨドリバナ スポットライトを浴びていて,地味な花がとても目立っていた。 |
(56)ツーショット ミズヒキとキンミズヒキが並んで咲いていた。 |
(57)ミズヒキのアップ 閉じている状態の花。花は閉じても雌しべは出たままなのが特徴。
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(58)ミズヒキのアップ 花を下から見ると白色,上から見ると紅色。この紅白の色がミズヒキという名前の由来。 |
(59)ミズヒキのオブジェ ミズヒキの全体の姿を写真にまとめるのは難しい。群生していてもうまくまとめられない。 これは2つのミズヒキの先端が合わさっているのが面白いので少しは撮りやすかった。 黄色いのはキンミズヒキ。 |
(60)ミズヒキとキンミズヒキ しつこくもう1枚。(^^ゞ ミズヒキとキンミズヒキがワルツを奏でるように寄り添っているのを何組も見た。 |