寒風山…アケボノツツジに会いたくて 2005年5月12日

(41)アケボノツツジ

今回の目的のアケボノツツジをたっぷり見ていただこう。

  

(42)シハイスミレ?

画像では比較になるものがないので分からないが,頂上近くになるにつれて個体が小さくなっているようだ。フモトスミレも同様だった。

 

(43)タチツボスミレ

こちらは大きさが変わらない。岩の間に根を生やしけなげに咲いていた。どこででも会えるタチツボスミレも,頂上直下で見るといつもよりかわいらしく見える。

 

(44)霧巻く

瓶ヶ森の子持権現のように見える。桑瀬峠を霧が流れてくれれば絵になるかもしれない。

 

(45)霧巻く

アケボノツツジが咲いているときか霧氷が着いているときなら,条件さえ良ければ絵になる。

やはり,この山の後ろに霧が流れて背景の山と分離してくれるのが望ましい。

 

(46)アケボノツツジ

これを見るとアケボノツツジが紛れもなくツツジであることが分かるだろう。

 

(47)高知の山は深い

雨のためか,谷筋に霧が湧いている。

 

(48)頂上直下

 

(49)寒風山頂上到着

午前10時10分。約2時間20分で登頂できたことになる。桑瀬峠から頂上までのルートの方が時間がかかっていない。

人物を入れないで頂上を写すと広さが分からないので仕方なく家内に入ってもらった。顔は霧でぼやけている。←ウソ (^^ゞ

見苦しいので顔だけぼかしている。(^_^;)

 

(50)道標

笹ヶ峰までは2.7kmとある。笹ヶ峰までピストンをしてきたグループと出会ったが,アップダウンはそれほど無い割には時間がかかったそうだ。

このグループは例の三河ナンバーの車の人たちだった。昨日は西赤石でアケボノツツジを見てきたらしい。

 

(51)ランチタイム

おにぎり2個。食後は恒例のコーヒータイム。

今回は新しいアイテムが加わった。防風盾だ。折り畳んで専用のケースに入れるとリュックの中に簡単に納まる。アルミなので目方も軽い。

このおかげで熱効率が格段に良くなったのを実感できた。そのうちにお役立ち小物としてどこかのページで紹介しよう。

 

(52)頂上からの風景

コーヒーをいれている間に頂上からの風景を写す。

登りのルートの方を振り返るとこのような景色だ。

「ここは名前の通り,風が強くて寒い」とは家内の弁。

 

(53)頂上からの風景

頂上から笹ヶ峰ルートの方に少し下りた所。先ほどの三河の熟女さんたちの話ではこの先はアケボノツツジはないらしい。

頂上で50分ほど過ごしたが風が強く寒くなってきた。一度止んでいた雨も本降り状態になったので下山開始。頂上にいる間に鼻水とくしゃみが出るようになった。どうやら風邪を引いたらしい。午前11時,下山開始。

 

(54)アケボノツツジ

この写真を見たら一瞬「瓶ヶ森の子持権現か」と思う人もいるだろう。

 

(55)アケボノツツジ

今回は一番絵になりそうだったのはここだった。

銀塩カメラを取り出してポジフィルムを装填して,チャンス待ち。

薄日が射して期待が膨らむやいなやまた暗くなる。これの繰り返しだ。

何とか1本だけ写して諦めた。鼻風邪の状態が悪くなる一方だ。

 

(56)薄日射す

一瞬,薄日が射した。薄日でも新緑の色は一変する。彩度を加えたかのように緑が映える。

しかし,瞬間のチャンスには対応できない。雨に濡らさないために雨具の中に入れているので,レンズやファインダーが曇るのだ。曇りを取ってからしか撮影できない。

 

(57)雨に濡れたモミジの若葉

写真から判断すると,レンズの曇りがきれいには取れていなかったようだ。少しソフト効果が出ている。

この辺りから雨に濡れて絵になりそうな若葉と山野草を意識的に探す。

この色は加工したものではない。

 

(58)ツクバネソウ

典型的なツクバネソウを発見。

 

(59)山霧

中央部の樹木に惹かれてシャッターを切る。

 

(60)山霧

自然風景写真にとって,霧は最高の演出家であるという意見がある。

なんでもない風景を一瞬にしてカメラを向けたくなる被写体にしてくれる。