石鎚山…私のホームグラウンド 2005年5月26日

(61)道標

(60)と同じ場所から。

写真では見えないが,左奥に三の鎖小屋がある。三の鎖の取り付き部分でもある。

私はもちろん石段を上った後は迂回路の鉄の階段を進む。

  

(62)瀬戸内海

見えるかな?

鉄の階段を上りながら右方向を見ると西条方面とその向こうに瀬戸内海,そして点在する島々が見える。

見えない?それでは,現場に行って見て下さい。(^^)

もう1つ見えるものが…。それは新緑前線だ。こうして見るとはっきりと分かる。

 

(63)イシヅチザクラと瓶ヶ森

右後方を見るとこのような景色。

イシヅチザクラは地味な花で目立たない。

 

(64)イシヅチザクラと二の森

鉄の階段を上って左に進むと弥山の尾根に出る。

出迎えてくれるのはこの風景。この木は実はイシヅチザクラ。もう花が終わっていた。(;_:)

 

(65)石鎚山天狗岳

午前10時55分,頂上到着。土小屋から3時間15分かかった計算になる。

念のために記しておくと,普通はこのコースは2時間平均のコースだ。空身で元気な人なら1時間半で弥山頂上に立つことができる。写真を撮りながらの登山ではコースタイムの1.5倍〜2倍を見ておく必要があると言われているが,今回それを実証したことになる。山野草愛好家は2倍は見ておいた方がよい,というのが私の実感。そうじゃないと,風が止まるのを待って撮影などと悠長なことはできない。

まずは久しぶりの天狗岳に挨拶。天狗岳のアケボノツツジとシャクナゲの開花状況などを観察。足をつった後なので天狗岳はパス。目視での観察のみ。次に弥山頂上のイシヅチザクラの各個体を順番に観察。いずれも終わりかけだが,1本だけ写真になりそうなのがある。すぐには天気の変化はなさそうなので,小屋の人に挨拶して休憩にしよう。有益な情報も得られるかもしれない。

頂上にいる間だけで約50枚撮影した。この後はしばらく頂上にある施設や頂上の風景・花の紹介をしよう。

 

(66)弥山頂上

新しい小屋の完成と同時期に砂利が敷かれて平らになった。

 

(67)弥山頂上の広さ

これで広さがよく分かるでしょう。

西条市大町小学校のみなさん。ギブアップ寸前の先生がいた。(^^)

 

(68)頂上社

このお社がこの山が霊山である証拠。(^^)

 

(69)頂上山荘

小屋番さんの一人,山本さん。いつもいろいろな情報をいただいている。感謝!

 

(70)小屋の売店

缶ビール350mm:550円

ペットボトルのお茶:350円

さあ,あなたは何を飲む?(^^)

 

(71)三の鎖終点

三の鎖を上ると頂上社の裏側([68]の右奥)に出る。

白い花はオオカメノキだったと思う。記憶があやしい…。(;_:)

 

このあとは風景と花をどうぞお楽しみ下さい。

 

(72)二の森方面

新緑前線がはっきりと分かる。

ここが作品になるのは朝焼けの時間帯。条件に恵まれたら赤く染まる。

昼間に作品になるとしたら,霧が発生した時。

 

(73)天狗岳

新緑の時には必ずねらうアングル。

 

(74)新緑とアケボノツツジ

こういう切り取り方もこの時季だけのもの。

 

 

(75)瓶ヶ森

ここまでのコースで何度か紹介した瓶ヶ森。天狗岳の左側に見える。

 

(76)天狗岳とイシヅチザクラ

とは言っても,残り花がチラホラだが…。

ナナカマドもある。これらの木に霧氷が着いたところを想像してみよう。(写真をクリック)ね,すごいでしょ?

機会があればねらってみて下さい。

 

(77)イシヅチザクラと二の森

今回,イシヅチザクラが一番綺麗だったのはこの個体。

ここで撮った写真を朝日新聞に投稿しようと思って帰ってきたら,その日の朝刊にほとんど同じアングルの写真が掲載されていた。家を出たのが早かったので新聞は見ていなかったのだ。先を越されてしまって,笑いがこみあげた。早い者勝ちである。(^^)

 

(78)シコクハタザオと天狗岳

どこに?

岩の間に白い点々が見える?

言われてみれば…。

では,アップでどうぞ。

 

(79)シコクハタザオ

 

(80)イワカガミ

咲き始めだった。昔はこの花を写すのに苦労はしなかったが,今は個体数がかなり減っている様子だ。

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