ニリンソウ咲く4月初旬,初めての高尾山を歩く
テレビでよく紹介される高尾山に数年前から行きたいと思っていたのですが,やっと今回実現することができました。東京見物の一環として高尾山ハイキングも予定に組みました。東京に着いた日は曇天で昼間でも夕方のようでした。次の日は終日雨…。ようやく3日目になって,晴れマークです。
今回の撮影機材はフィルム中心で,デジカメはコンパクトデジカメのPanasonic【Lumix LX3】だけしか持ってきていません。初めてなので作品を作ろうなどと意気込まないで気軽に出かけました。
(01)ケーブルカーの駅
午前9時30分
新宿より京王線で高尾山口に到着。途中は曇っていましたが,駅に着く頃には概ね晴れになっていました。
★参考ページ ⇒ 高尾山公式ホームページ
4号路と6号路が先日の春の嵐による倒木が原因で通行止めという注意書きを見て往復券を買いました。
下調べをする時間が無く,新幹線の中でガイドブックを読んだような状況なので,いろいろなことがよく分かっていませんでした。
4号路が通れないということは日影には降りられないということですか,と駅員さんにたずねると「残念ですが,そうです」との返事に買っていた片道券を往復に交換して貰いました。(実際は,4号路を通らなくても降りることができました)
(02)ケーブルの線路
桜も咲いています。何やら黄色い花も…。レンギョウでしょうか。
(03)山上駅
6分ほどの乗車で山上駅に着きました。
(04)サル園と野草園
帰りに気が向けば野草園に寄ろうと思いながら通過です。だいたい,まだ営業していないような…。
(05)浄心門
「4号路通行止」と書いてあります。
まっすぐ進んで門をくぐります。
(06)境内
お札売り場などがありますが,まだ営業準備中というところです。
(07)高尾山薬王院(?)
日光東照宮に似た雰囲気がありました。
(08)長い階段
テレビでよく見る階段はここでしょうか。コマーシャルにも使われているようです。
(09)桜
境内に咲く桜,典型的な風景ですね。
(10)高尾山頂上
ケーブルを降りてから40分もかからずに頂上に着いてしまいました。
休憩場所のような所についたと思ったらそこが頂上でした。
勉強不足の1つですが,ケーブルを降りてからの所要時間が1時間半だと思っていました。その所要時間はケーブルを使わない場合の時間だと頂上で休憩中の人に教えていただきました。
にわか勉強の結果です。(^^ゞ
ビジターセンターで情報を収集すると日影に降りられることが分かりました。駅員さんたちは基本的にケーブルのことしか扱っていないので勘違いをして誤った情報を与えたのだろう,とのことでした。
ケーブルの往復券も数十円払えば払い戻しがしてもらえるとのことで希望通り日影に降りることにしました。一丁平の桜の開花状況も尋ねましたが,中旬以降とのことでしたのでした。
(11)日影への分岐
右の道は山上駅に戻る道です。ここを左に行くと日影に降りられます。
(12)上と同じ場所
この大きな看板が目印になります。
(13)スミレ
情けないかな,スミレの同定は不得手です。
(14)スミレ
スミレがあちこちに咲いています。
(15)漏れ日の山道
所々に樹木の根がむき出しになった赤土の登山道を下ります。滑りやすいので注意が必要です。
(16)ロープで通行止め
この先の4号路は通行止めと注意書きが標識に張られています。
(17)スミレ
前の日の雨に打たれたのでしょう,なかなか綺麗な個体はありません。アップで見るとどこか傷みがあります。
(18)ミヤマカタバミ
四国にもあるはずなのですが,コミヤマカタバミしか見たことがありません。
(19)ナガバノスミレサイシン
距が写っていません。いえ,敢えて写そうとしなかったという方が正確でしょう。同定を最初から諦めています。
(20)ナガバノスミレサイシン
上は「ナガバノスミレサイシン」と教えていただきました。こちらもよく似ているのですが…。
追記
正解だったようです。