石鎚自然写真館『撮影紀行』 ― 2009年 ―

『四国カルスト』撮影山行レポート 2009年 5月 14日  2/2

レポート画像21 (21)竜神平

愛大小屋の近くに先客がいます。

埼玉から主にスミレを求めて来られたようです。

関東のスミレファンの方が時々四国まで遠征してこられるという話はネット上で時々耳にします。

 

いつものようにここでコーヒータイムです。しばし心地よい風に吹かれて休憩です。

 


レポート画像23(22)シャクナゲ

愛大小屋のすぐ横にあるシャクナゲです。実に多くの花を咲かせています。よほど栄養がよいのでしょうね。

 


レポート画像23(23)ミツバツツジ

この透明感が若葉の魅力です。

 

 


レポート画像24(24)ブナの新緑

日当たりがよいからでしょうか,この辺りの新緑は結構進んでいます。

 


レポート画像25(25)新緑の撮影ポイント

登る際に一番綺麗だったのが実はこの場所です。しかし,山野草を撮影しながら登っていましたので,レンズ交換をするのが億劫で下山時に写そうと思いずぼらをしてしまいました。

そうすると下山時には光の状態がすっかり変わりこのようになっていて,”深緑”のように見えます。

一期一会の精神を失ったバツですね。

 


レポート画像26(26)ヤマシャクヤク

イチリンソウと一緒にヤマシャクヤクの白い花が点在しています。遠すぎてアップでは撮れません。

登山道沿いのは終わってしまったようです。

 


レポート画像27(27)ラショウモンカズラ

この花も昨夜の雨にやられてアップに堪えられる状態ではありませんでした。

 


レポート画像28(28)フタバアオイ

花弁が反り返る前の段階です。この状態を見かけることは少ないと思います。

記録という意味で,一眼レフでも時間をかけて撮影しました。

 


レポート画像29(29)コンロンソウ

駐車場や風穴の付近にはコンロンソウの大群生が見られます。

白い花もこれだけ咲くと見応えがあります。

 


後書き

少し風があったので,予想したほど暑くもなく,新緑の中を散策できました。前回から3週間半開くとさすがに諸々の花を逃してしまいますが,そこは一期一会の精神でその時々に出会った花を愛で写すだけです。

これからは石鎚山系に行きながら機会を見つけて皿ヶ峰に来ることになりますが,次に訪れた時にはどのような花が迎えてくれるのか楽しみに家路に向かいます。


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