新緑の皿ヶ峰を歩く
前回は4月の19日ですから,ずいぶんと間が開いたものです。この間に2回ほど休みの日に天気が悪く皿ヶ峰散策を諦めました。
この時季は萌黄と新緑を求めて主に皿ヶ峰と四国カルストを訪れるのが毎年の恒例予定となっています。特に萌黄は春という時間の流れの中ではほんの一瞬の時間帯ですから,それに合わせて訪れるタイミングがとても難しいのです。
皿ヶ峰はもう新緑を迎えているはずですが,どの程度進んだのかが気になります。新緑にも“旬”がありますから。
睡眠不足を回避するために,皿ヶ峰ならばと今回も8時頃に家を出ます。
◎今回の撮影機材について:
レポート用画像は主にコンパクトデジカメのPanasonic<Lumix LX3>を使います。
作品作りはニコンのデジタル一眼<D300>を使用します。これに,ニコン純正の接写レンズ<AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED>とタムロンのズームレンズ<SP AF17-50mm F/2.8>の組み合わせです。
(01)駐車場から見た新緑風景
午前9時25分。
新緑を撮影するには申し分のない天気です。
(02)風穴
コミヤマカタバミも予想通りもう終わっていました。葉しか残っていません。旬はゴールデンウィークの頃ですから当然ですね。
(03)ヤマブキソウ
昨夜の雨でせっかくの花も少し汚れや傷みがあります。
(04)新緑の登山道
この辺りの新緑は結構進んで初夏の雰囲気になっています。
(05)イチリンソウ
逆光に輝いています。別名の「ウラベニ…」の由来が分かります。
(06)フタバアオイ
こちらは賑やかに集団で咲いています。最近は,地面にすれすれに咲く花は”ノーモニター”での撮影が多いです。その方が撮影が楽ですから。
しかし,その分構図は思い通りにはなりません。これは少しトリミングしています。
(07)ワチガイソウ
たくさん咲いていましたが,ほとんどが昨夜の雨の影響でしょうか,汚れや傷みがアップにすると分かります。
(08)新緑の谷筋
いつも見上げるお気に入りの場所です。
(09)登山道に咲く花
登山者に踏まれないように,心優しきどなたかが石で囲いを作ってやっています。なんとも微笑ましい小風景でした。
(10)新緑の風景
なかなか良い新緑風景が撮れたと思います。これは壁紙にしなければ…。
(11)?スミレ
何スミレでしょうね。(^^ゞ
(12)萌黄
この辺りにはかろうじて萌黄が残っていました。
(13)休憩ベンチ
ここでアクエリアスで水分補給です。
(14)若葉
ドウダンツツジでしょうかね。
(15)ミツバツツジ
ミツバツツジにも何種類もあるのですが,「ミツバツツジ」で由とします。
(16)分岐
いつものように直接竜神平には行かずに,このまままっすぐ進みます。
(17)若葉
若葉が逆光に輝きその美しさに心癒されました。
生命の息吹を感じる点が萌黄や若葉の魅力です。
(18)ミツバツツジ
休憩ベンチのある場所です。
(19)分岐
ここから右に折れ林の中を抜けて竜神平に向かいます。
林の中には花はまったくありませんでした。ヤマツツジもまだ早いようです。
(20)気になる木
竜神平に抜けました。
この木が萌黄あるいは若葉の頃に青空を背景にするとどのような風景だろうと想像していました。
それなりに絵にはなりますが,枝を含めた全体の姿が丸いと理想なのですが…。