新緑とアケボノツツジを期待して石鎚山へ
今年初めての石鎚山です。いつものように土小屋から登ります。
日曜日の段階では今日は雨マークが付いていたのですが,予報が良い方にずれてくれたので予定通り山行ができます。新緑やアケボノツツジが気になるので,今週は石鎚山系と決めていましたが,瓶ヶ森にするか,それとも寒風山にするか,あるいは石鎚山にするか迷いに迷いました。それぞれに期待すべきことがあるからです。
結局,一番体脂肪を燃焼することになるという理由で石鎚山にしました。(^.^) 実はダイエット中です。ダイエットを始めて今日でちょうど1ヶ月になります。3.8kg減少しました。体脂肪は3.5%程,内臓脂肪は2ポイント下がりました。
新緑の中を歩きアケボノツツジを鑑賞して体重が減るなんて,なんて精神的にも肉体的にも健康的なことでしょう。というわけで,石鎚山は土小屋やコースに決定。6時15分起き,6時50分の出発です。
◎今回の撮影機材について:
レポート用画像は主にコンパクトデジカメのPanasonic<Lumix LX3>を使います。
作品作りはニコンのデジタル一眼<D300>を使用します。例によって,この本体にニコン純正の接写レンズ<AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED>とタムロンのズームレンズ<SP AF17-50mm F/2.8>の組み合わせです。
(01)登山口
午前8時55分
ウグイスがずいぶんと鳴き方が上手になっています。
ウグイスは普通は鳴き方が上手になると,「ホー,ホケッキョ」のように鳴きますが,ちょっと違う鳴き声が聞こえました。「ホー,ホケ”イ”キョ」と鳴くのです。それも2羽いたようです。家内と笑ってしまいました。
親子なのか,兄弟姉妹なのか,真相は?
(02)瓶ヶ森
まだ早朝の斜光線なので山ひだが立体的に見えます。
(03)ブナの森の新緑
第1ベンチまでのブナの森の辺りが本コースで一番新緑がきれいなところです。
頂上まではちょっと,という人はこの辺りまでくれば被写体はいくらでもあります。
(04)コヨウラクツツジ
ドウダンツツジのように小さな釣り鐘状の花が垂れ下がるのですが,足下の山野草や木々の新緑だけに気が行っていると気付かないかも知れません。
(05)オオカメノキ
別名をムシカリとも言いますが,この時季に白い花が登山道沿いに見えたらそれはこの花です。
(06)シジュウカラ?
突然すぐ斜め前の枝に小鳥が止まってくれました。たぶん,シジュウカラだと思います。
(07)ワチガイソウ
ブナの森の足下にワチガイソウがちょっとした群生状態に咲くところがあります。
旬は少し過ぎているようでした。
(08)新緑
毎年のように20日前後にこのコースを歩いているように思いますが,それはこの新緑目当てです。
(09)青空を背景に
嗚呼,美しきかな…。
(10)新緑
この標識の辺りは,新緑だけでなく,霧が発生すると私の撮影ポイントの1つになったものです。
雲海が発生するような条件の時に,霧の風景を写すためだけにここまで撮影に来たこともあります。
(11)第1ベンチ付近からの石鎚山
この方角は紺碧の空です。
(12)萌黄
本コース状は萌黄は事実上終わっていました。唯一萌黄らしい萌黄が見られたのはこの木だけです。
(13)コヨウラクツツジ
コンパクトデジカメでアップをノーファインダーで狙ってみました。最近お気に入りの撮影法です。本当は可動式のモニター付きが欲しいのですが。
(14)ミツバツツジ
第3ベンチ手前のこの木は8割ほどはまだ蕾でした。2~3日で見頃になるのではないでしょうか。
(15)第3ベンチ付近からの石鎚山
左奥の新緑の下にベンチがあります。そして,東稜への分岐点にもなっています。今日も1人東稜に向かう人がいました。
(16)新緑
特徴的な岩があるので,新緑や紅葉の時はシャッターを切りたくなります。
(17)逆光の新緑
これは一眼レフカメラでのテスト撮影です。
右上に太陽が入っている状態にも関わらずゴーストもフレアも出ていません。(左下が明るめに再現されているのは補正したためであり,フレアーの類ではありません)
この特性が故にこのズームレンズ「SP AF17-50mm F/2.8」を買いました。
長年のフィルム時代を含めて,これほど逆光耐性があるズームレンズを他に知りません。
(18)第4ベンチ
いつもこのアングルになってしまいます。ほとんど定点撮影ポイント化しています。
(19)山の春爛漫
新緑と萌黄とアケボノツツジの競演です。
(20)イシヅチザクラ
北壁下から二の鎖,そして頂上まで”お花見”が楽しめます。