『四国カルスト 天狗の森…萌黄と新緑の散歩道』 2007年5月03日 No.1/2
 

ゴールデンウィーク期間中に天狗の森を歩く,この数年毎年恒例となっている楽しみだ。毎年この時期に萌黄が始まる。雑木林が春の息吹に満ち溢れ,一年で一番美しく眩しいくらいに輝く時だ。

紅葉の頃も美しいが,家内と私は新緑の方により強く惹かれる。今年は大阪より岳父を招いての散策となった。そのために,一番のお気に入りのコースである「天狗の森頂上から黒滝山を経由して横道に合流し駐車場まで戻ってくる」コースは諦め,横道だけの往復となった。山を歩くという意味では物足りないが,萌黄はこの横道辺りがこの時期では一番美しいので,萌黄と新緑の中の散策だけを楽しむことにする。

■補足情報
天狗の森は去年,「森林セラピー基地」に認定された。詳細は次のURLにアクセス。
森林セラピーポータル http://forest-therapy.jp/


(1)横道入り口

天狗の森は去年,『森林セラピー基地』に選ばれた。それと関係があるのだろうが,今年になって横道が整備されている。

駐車場から横道に入ると,木屑を敷き詰めている。木屑がクッションとなって足に優しい。

この奥に案内板が3枚新しく設置された。

 

  

(2)新設された案内板

 

ここをクリックすると大きな画像でみることができます(3)中央の案内板

※画像をクリック

 

(4)右の案内板

山野草の情報が記載されている。

 

 

(5)スミレの仲間

 

(6)横道と萌黄

萌黄は肉眼では美しく輝いているが,派手さは無いので小さな画像ではうまく表現できない。

 

(7)ヒトリシズカとスミレの仲間

ヒトリシズカは旬を過ぎていた。

 

(8)横道と新緑

萌黄から新緑になったばかりのようだ。

 

(9)横道と萌黄

 

(10)ミツバテンナンショウ

 

(11)マルバスミレ

何種類ものスミレの仲間が咲いているが,スミレの同定にはいつも苦労するので最近はあまり撮らない。

 

(12)明るい雑木林

白く光っているのは,これまた新たに設置された案内板だ。

 

(13)エイザンスミレ

いつもの年なら旬のはずのエイザンスミレだが,花期を終えようとしているように見えた。

 

(14)案内板とベンチ

3月に来たときには,この辺りは工事中で登山靴がどろどろになったが,今回は整備が終わっているので歩きやすい。

 

(15)カキドオシ

 

(16)萌黄

 

(17)萌黄の雑木林

この明るさが気持ちよい。

 

(18)スミレの群生

タチツボスミレの仲間か?

 

(19)距離表示板

今年新たに距離表示板が設置された。入り口からどれだけ歩いたかが分かる。確か,50m間隔に設置されている。

この950m地点に下の画像の休憩ベンチがある。静かに座っていると,鳥が近くまでやってくるのでバードウォッチングにも良い。

 

(20)休憩ベンチ

帰りにここでコーヒータイムにする予定。


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