『石鎚山…土小屋コース』山行レポート 2007年5月20日 No.4/4

 

(61)第3ベンチから

この辺りまではかろうじて新緑がある。

  

(62)第3ベンチ

木々の隙間より石鎚山北壁方面を望むとアケボノツツジが点在しているのが分かる。

 

(63)南斜面のアケボノツツジ

肉眼ではもっとアケボノツツジが確認できて綺麗だった。

 

(64)登山道を彩るアケボノツツジ

 

(65)アケボノツツジ

 

(66)若葉

 

(67)南の山並みを望む

斜面をアケボノツツジが彩る。


(68)マイヅルソウの蕾

 

(69)アケボノツツジのトンネル

と言っても規模はミニミニだが。

午後になると石鎚山北壁が陰になり黒い大きな塊になる。

 

(70)アケボノツツジ

 

(71)第2ベンチ

右奥で休憩している男性たちが,「こんな所にタバコの吸殻を捨てている!今は携帯の灰皿があるのに」と怒っていた。このちょっとした怒りが大切だ。拍手!

私の同行者は遅れ気味に2人で歩いている。やっと現れたところだ。

 

(72)第1ベンチに下る

私は遅れ気味の2人を所々で待つ間に立ったまま休憩したが,2人は休憩を取っていない。

しばし,第1ベンチで小休止。

陰になっている方のベンチで休んでいると,一組のご夫婦が下りてきた。60歳前後くらいだろうか。ご主人がベンチで休もうと言いながら,日が当たっている方のベンチを指差した。

奥さんが「陰が無い」と,私たちが座っているベンチの方を見ながら言うのが聞こえたので,すぐに我々が場所を詰めながら「ここ,どうぞ」と声をかけた。しかし,2人とも無反応…。無反応だよ,無反応!(-_-;)

我々の声も聞こえたはずだし場所を空けたのも見えたはずなのに,である。最近この手の無反応な人間に時々出くわす。そして,我々が歩き出すと我々が座っていたベンチに移動した。

気持ちの良い山歩きができた日に,これ以上は思うまい,と内なる声。

 

(73)新緑の登山道

上りの時よりも光線の状態がよいので,新緑が輝いていた。

家内は後ろを向いて遅れているエリちゃんを待っている。若いのにどうした!

 

(74)コヨウラクツツジ

上りの時は気が付かなかった。山野草が気になって,下ばかり見ていたからだろう。

 

(75)シハイスミレ

 

(76)ツボスミレ?

ツボスミレにしては少し雰囲気が違うかなと思って写す準備をしていると,通りがかりの西条の人が「ツボスミレですね」と一言。

 

(77)ワチガイソウの小群生

 

(78)瓶ヶ森

やっと瓶ヶ森の頂上部まで見えた。

下に見えるのは土小屋の大駐車場。ハイシーズンにはここも満杯になるほどだ。

今日は「瓶ヶ森ウォーク」という催し物があり,その時間を避けて下りてきたつもりだが,まだバスやら何やらたくさんいそうだ。

 

(79)美女2人

エリちゃんは「私よりも買ったばかりのザックを写して下さい」と横を向く。

彼女のザック購入に付き合って分かったのだが,最近のザックはさらに高機能になっている。

我が家のザックはどれもかなりな年数が経っている。去年は経年劣化で内部がベトベトになっていたので2つ処分した。そろそろ新しいのを購入したいのだが…。

 

(80)登山口

午後2時48分,到着。

アケボノツツジが思ったよりもたくさん咲いていて楽しめた。同行者も満足,満足。

久しぶりの石鎚はやはり良い。わがフィールドだ。そして何よりも,1年に何回あるか分からないとても空気の澄み切った1日だった。

実は寒風山にも行って見たかったが,時間も体力もなかった。


いつもだが,車に戻って登山靴を脱ぐとやっと山行が終わったという気持ちになる。

「瓶ヶ森ウォーク」の関係者の人に尋ねると,もう歩いている人はいないとのことだ。安心して走れると思ったが,これが大間違い。関係者の分も含めてだろうが,帰路に使う瓶ヶ森林道に車が多かった。

こういう時には先頭を走るのは極力遠慮したい。他の車の後を大人しく走る。ところどころで先頭車が対向車との離合に苦労するが,後方についている私は前の様子を見て広いところで対向車を待ったり,前の車に続いたり臨機応変に対応できて気が落だ。少なくとも「出会い頭」の衝突の心配は無い。

そうこうしている内に寒風山の駐車場に着く。ここも車が多い。ここで一旦停止して,前の車の数や車種を見極める。いかにも山道を走るのに向いていそうな車がちょうど走り出したのでその後をついて走った。ところが,その車,ハリヤーがすぐに道を譲ってくれたので,先頭になってしまった。計算違いだ。(^^ゞ

無事国道に出ると,いつもの立ち寄り温泉の木の香温泉に行くが,車中での予想通りで車が多い。しかし,汗を流したかったので予定通り入浴することにした。そして,…。中に入ってすぐに後悔することになってしまった。木の香温泉を利用するようになって抜きん出て一番入浴者が多い。汗だけ流してすぐに出てきた。女性陣も同様だった様子で,いつもより早く出てきた。

車中では今日の山行を振り返りながら,そして7月の尾瀬遠征の話をしながら,新緑の中のドライブをしばし楽しんだ。

 
終わり

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