番外編:四国カルストより家路につく 2006年5月4日
大野ヶ原からの帰りは天狗高原まで戻って,高知県側に下りて途中の新緑を楽しもうと思っていた。しかし,ゴールデンウィーク直前に知った『トウゴクサバノオ』の自生地情報がどうしても忘れられず,予定を変更して会いに行くことにした。
 

(61)タニギキョウ

まず出迎えてくれたのがタニギキョウだ。

  

(62)ヤブニンジン

首をうなだれているのは重たいからか,傷んだためか,これも観察を忘れた。

 

(63)ヒメウズ

今までは日当たりのよいところでしか見たことがなかったが,この場所は半日陰といってよいだろう。

 

(64)トウゴクサバノオ

この花のために予定を変更したのだ。会えてよかった。静かな感動があった。

「トウゴク」という名前から最近まで四国に分布していることを知らなかった。図鑑をよくよく見てみれば四国も確かに分布域に入っている。

それにしてもサイコクサバノオと同様に小さな花なので写すのは難しい。花径は5mm強というところだろう。

その一方で,サイコクサバノオとは違い,横を向いたり斜め上を向いた入りしているのもあるので,この点は写しやすい。この時期,もう花期は盛りを越えて終わりに近付いているのは「鯖の尾」の実を見てもお分かりだろう。

 

(65)カテンソウ

初めての花だ。

 

(66)ツルカノコソウ

 

(67)ツルカノコソウのアップ

 

(68)オオバタネツケバナ

 

(69)マムシグサ?

 

(70)八重桜

種類の詳細は分からないが,淡い色の美しい上品な八重桜だった。

 

(71)椿

これも種類は分からないが,侘助のような雰囲気を持っていた。

茶花に相応しい姿ではないか。

 
番外編 終わり

 

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