Back | 『竜胆彩る初秋の石鎚山』山行レポート 2006年9月21日 No.1/4 |
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山岳写真のみをやっていた頃から毎年のようにこの時期は雨にたたられて山行を何度も中止せざるを得ない。そのために9月に撮影した山の写真も山野草の写真も極端に少ない。今年はなんとかこの季節の山野草をカバーしようと「石鎚山系〜皿ヶ嶺〜四国カルスト」でローテンションを組み,10日で一巡する予定だった。 ところが,9月に入ってから秋雨前線が活発になり,仕事が休みの日と好天の日が合わない日が続いた。結局,8月27日の「寒風山」以来の山行となった。9月の山行ではこの数年で一番少ないだろう。 山に行けない日が理不尽なほど長く続くと行きたくなるのはやはりホームグラウンドの石鎚山だ。もうリンドウが登山道沿いを彩っているはずだ。初秋に写すはずだった花もいくつかは残っているかもしれない。成就社コースにしようかと迷ったが,帰りに時間があれば瓶ヶ森にも寄りたいので,今回も土小屋コースを行くことになった。 台風の後なので瓶ヶ森林道を落石に注意しながら進み快調に瓶ヶ森に着いた。靄のようなものが石鎚と瓶ヶ森間に漂っている。見晴らしもよく気持ちがよいのでここで朝食のおにぎりを食べる。 |
土小屋に着くとほとんど車はいない。少なくとも上りは静かな山歩きを楽しめそうだ。天候も天気予報通りの「登山日和」。早速,登山靴に履き替え出発の準備をする。 気持ちよいほどの青空の中,気温もほどよく涼しい風も吹いてくれ,花を観賞しながらの家内と2人だけの山行は始まった。 |
8時40分,出発。 |
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(2)瓶ヶ森 登山道入り口付近から撮影。定点撮影ポイントとなっている。 |
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(3)登山道入り口 秋の行楽のシーズンにやってきて,駐車場が満杯であっても,この車道を下りていったところにある大駐車場は十分スペースがあるはずだ。 |
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(4)苔 何という苔だろうか,いつも気になる苔だ。歩き始めたばかりの針葉樹林に囲まれた登山道でいつも足を止めてしまう。苔むした雰囲気が気に入っている。 |
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(5)ツクバネソウ これを見るとツクバネソウという花名の由来が納得だろう。葉が一枚落ちているのは可哀想だった。 |
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(6)ガマズミの実 秋は木の実の美しさに目が行くようになったのは去年くらいからだ。 |
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(7)フクリンササユリの実 背景に溶け込んでいるので見つけるのは難しい。家内はこういうのを見つけるのが得意だ。これも家内が見つけた。 |
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(8)センブリ 今回期待していた花の1つ。この株以外はまだ早かったようだ。 これもリンドウの仲間なのは名前ほど知られていない。 |
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(9)ツルリンドウ ツルリンドウは結局この個体しか見なかった。 |
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(10)リンドウ 本コース初めてのリンドウ。青空の下で輝いているリンドウはとても凛々しい。 |
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(11)ヒヨドリバナの仲間 キクバヒヨドリ,サケバヒヨドリ,フジバカマなどの識別方法を勉強中なれば,なかなかよい教材がない。 お願い: |
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(12)ヒヨドリバナの仲間 お願い: |
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(13)ヒヨドリバナの仲間 キクバヒヨドリかサケバヒヨドリのどちらかだろうが,決め手が分からない。 お願い: |
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(14)ヒヨドリバナの仲間 これも,キクバヒヨドリかサケバヒヨドリのどちらかだろうが,決め手が分からない。 サケバヒヨドリのような気がするのだが…。 お願い: |
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(15)ミヤマヒキオコシ? ヤマハッカを知って以来,同定に自信を無くしてしまった花。 |
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(16)アキチョウジ |
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(17)アサギマダラ アサギマダラに出会って驚いた。この時期に会えるとは思っていなかった。 ただし会えたのはこの1頭だけ。 |
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(18)オオマルバノテンニンソウ もう花期は終わろうとしている。 |
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(19)ヤマハッカ? 迷いだすと始末に悪い。とことん自信がなくなった。 |
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(20)第1ベンチ ここまでで40分もかかっている。1つ1つの花にかけた時間は少ないが,何度も立ち止まったのは確かだ。 ここでしばし休憩。疲れてもいなし喉もほとんど渇いていないが,早め早めに水分は補給しておくもの。 |