天狗の森…ヤマシャクヤクを求めて 2005年5月15日

(61)新緑

ちょっとした日本庭園の雰囲気があった。

  

(62)分岐

午後2時5分。午前に通った分岐まで戻ってきた。

 

(63)コーヒータイム

分岐のベンチで,例によってコーヒータイムだ。今回も美味しいコーヒーが飲めた。

コーヒーを沸かす道具をザックに入れるためには必然的にカメラ機材を少なくしなければならない。そこが悩みの種…。

この後,横道コースをとる。

 

(64)シロバナニガナ

5月からの花だが標高が高いので咲き始めたところだ。

 

(65)ウマノアシガタ

午前中にも写したが,同定のために葉が分かるようにもう一度写しておく。

 

(66)ウマノアシガタ

ついでに花冠だけのアップも写しておく。

 

(67)ヤマシャクヤク

数あれば中には咲いたばかりの瑞々しい個体があっても良さそうなものだが,初々しい別嬪さんはいない。

どれもみな形が崩れていたり傷みがある。(←決してこれをお読みの貴方様のことではありません。(^^ゞ)

やはり,自然界は気象条件(今回は寒さ)に左右されるところが大きい。

 

(68)分岐

ここで横道コースに合流。

この横道コースが前回は新緑の旬であった。今回はもう萌黄色はほとんどなくなっている。

このコースを天狗荘方面に進む。

 

(69)新緑の径

新緑の木立のなかを歩くのは実に気持ちが良いものだ。

道沿いの青々とした草の中にアザミの若葉がたくさんある。これが生長すると痛くて歩きにくくなる。膝までのスパッツが必要になる。

 

(70)ヤマシャクヤク

粗が目立つのでアップはなしね。そういえば「夜目,遠目,傘の内」なんて表現があったような…。(^_^;)

 

(71)新緑の径

横道コースは萌黄の時季はほとんど終わったとはいえまだまだ美しい新緑を堪能できた。

 

(72)ヒメホウチャクソウ

今回の散策で一番多く出会ったのはこのヒメホウチャクソウだ。

そのなかでもこの個体が一番の子沢山だった。

 

(73)ヒメホウチャクソウ

この一帯はヒメホウチャクソウの群生地と言えるほどたくさん点在していた。

 

(74)新緑の径

ここまで来ると散策路も残りわずかだ。名残惜しいが歩を進める。

 

(75)若葉

また魅力的な被写体を見つけてしまった。

 

(76)ヒメホウチャクソウ

背景にある白いものもヒメホウチャクソウだ。この奥にもずっと点在している。

 

(77)新緑の径

前回も写した場所のような気がする。良いものは良い,ということ。

左奥が青空なら完璧な条件なのだが…。

 

(78)ミヤマハコベ

 

(79)新緑の径

いよいよこの新緑の散策路ともお別れだ。

 

(80)登山道入り口

午後3時20分。ちょうど6時間かけて歩いたことになる。

ゆっくり花探索すればこのくらいの時間はかかるということ。

大引割まで行くとしたらあとどのくらいの所要時間をみておかねばならないのだろうか。

この後,カルスト館に立ち寄ってから帰路につく。

 
この時季の天狗の森の様子は大体分かった。主目的のヤマシャクヤクが天候不順のために傷んでしまっていたのは残念だった。蕾だったニリンソウがまったく目につかなかったのは不思議としか言いようがない。しかし,ここは花だけでなく風景の被写体として大変魅力がある。来年は銀塩カメラで萌黄を作品にすべくねらってみたい。頭の中ではすでに構想はできている。(^^)

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