伊予富士…初山行 2005年6月9日

(21)キチョウ(夏型)

先ほどのとは違う種類の蝶だ。

往復で何度か蝶と出会い分かったこと。アザミに頭を突っ込んでいる蝶は逃げない。(-_-;)

本当なのだ。こちらが見えていないのかな?

  

(22)伊予富士の山容

伊予富士を往復する間,ずっと疑問に思っていたこと。「伊予富士はどこから見たら富士山に似ているのだろうか。」

ここからの山容は威風堂々としている感がある。なかなかのものだ。

 

(23)鞍部

あるガイドブックではさらに10分ほど進んだところが鞍部となっているが,私にはこの道標の場所が鞍部に思える。ここが一番この稜線の低いところだからだ。

伊予富士まで22分とある。律儀な表示だな。本当に22分で頂上に立てるか時間を計ってみよう。

 

(24)急登の基部

上の道標から2分ほどで急登が始まる。

私流に表現すると,前半の10分が急登,後半の10分が「超」急登だ。(^_^;)

上っているときから,下り時の膝への負担が気になる。

 

(25)頂上より

午前11時37分,頂上到着。2時間コースを,休憩を含めて2時間27分かかった計算だ。それほど写真を撮らなかったのでこの程度で収まったのだろう。

美女二人が最後の一頑張りをしている。

 

(26)伊予富士頂上

私はちょうど道標に記載の22分で頂上に着く。平均人間ということか。(^_^;)

2分遅れで美女二人が這い上がってくる。

 

(27)頂上からの展望

伊予富士からの展望はりっぱだ。遮るものがない。自分が360度回転したら360度のパノラマを見ることができる。

石鎚・瓶ヶ森方面を見る。中央奥がほとんど雲に隠れているが石鎚山。右横が瓶ヶ森。その手前が西黒森か。

瓶ヶ森はこの角度から見ると,いつも見ている山容とはかなり異なる。

 

(28)頂上からの展望

寒風山・笹ヶ峰・ちち山などが見える。その奥に見えるのは赤石の連山か。

 

(29)シャクナゲの群生地

この写真では群生状況がよく分からないのが残念。

 

(30)ランチタイム

せっかくの展望なのでここでゆっくりランチタイムを楽しむ。のどが渇いた所為か,おにぎりの喉の通りが悪かった。

食後は例によってコーヒータイム。

虫が多いのには閉口した。防虫スプレーのおかげで何とか救われたが,伊予富士は虫が多いという噂は本当だった。まあ,他の山でも同じような状況だろうが…。

 

(31)真空構造のコーヒーカップ

愛用のコーヒーカップ。真空構造になっているので,熱い飲み物を入れても外側の金属部や取っ手が熱くならない。また,寒い季節は飲み物が冷めにくい。

我が家で使っているのはアルプスに行った時にそれぞれの小屋で記念に購入したもの。これは北アルプス常念小屋のお土産。

 

(32)下山開始

この展望をもっと楽しんでいたいが,このあと瓶ヶ森に寄る予定なので,午後1時,後ろ髪を引かれつつも下山開始。

 

(33)膝笑いの大下り

頂上から道標のある鞍部までのこの下りを「膝笑いの大下り」と命名した。(^_^;)

美女二人とも膝が笑って,実のところ少し心配した。急坂で膝が笑うと危険この上ない。

私はここしばらく収まっていた膝痛が少し出た。今も少し違和感がある。

 

(34)ツクバネウツギ(黄花)

 

先日の石鎚山行でもこのタイプを見た。

 

(35)正体不明

ツクバネウツギの散ったあとの萼が残っている状態?

 

(36)ナンゴクミネカエデ

 

(37)コミヤマカタバミ

このコース上の何箇所かにコミヤマカタバミお群生がある。もっとも現在は葉しか見られない。

少し傷んでいたが唯一残っていた個体なのでパチリ。

森の妖精として私が愛してやまない花だが,森に取り残された孤独な妖精のようだった。

 

(38)伊予富士

急な下りが終わって,安堵したのか美女二人は下ってきたコースを振り返る。

怪我もなく上々。現役美女さんは嫁入り前の身体に傷が付かずに幸いだった。(^^)

 

(39)鞍部の道標

ここからは普通の山道だ。休憩を宣言し,二人にストレッチを促す。

膝が笑った時は,安全な場所まで下りたら,休憩をし水分補給をするのがよい。その間に必ずストレッチをするのだ。

さもないと,何でもないところでつまづいたり転んだりして危険だからだ。

 

(40)ナナカマドの若葉

↑の道標からの上りを上りきったところ。

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