石鎚山…盛夏を迎えて 2005年7月21日

(21)タマガワホトトギス

これもやはり咲き始めたところだ。ほとんどは蕾だが,その数は昨年よりも明らかに多い。

  

(22)ミヤマカラマツ

頂上近くでも少し咲いているがまだまだこれからの花だ。

 

(23)モミジガサ

テバコモミジガサだろうか?

 

(24)ハリブキの実

 

(25)シコクフウロ

別名イヨフウロとも言う。この種では日本アルプスに咲くハクサンフウロが全国区だ。

 

(26)シシウド

夏山を代表する花の1つだ。しかし,決して派手な花ではないので夏山の風景の一部として撮られることが多いと思う。

 

(27)ヤマアジサイ

特に,梅雨の期間はこのピンク系のヤマアジサイに惹かれる。正直なところ,暑さも本格的になると青いヤマアジサイが涼しげで好ましい。

ヤマアジサイ君,わがままな登山者でm(__)m。

この個体のように装飾花にギザギザがあるのが私の好みだ。

 

(28)ヤマアジサイ

装飾花がやけに尖っているような気がする。

 

(29)ミヤマヒキオコシ

四国だけが分布域になっている花だ。去年よりも個体数が多いように感じた。

花が落ちた後の赤いガクも綺麗だ。花期と花期後の2回楽しめる花だ。(^.^)

 

(30)二の鎖元の鳥居

午前10時5分,到着。

この階段を登りきったところで10分ほど休憩する。

 

(31)小鳥

2mほど先の梢に小鳥が来てくれた。自己紹介がなかったので,残念ながら名前は分からない。(^_^;)

 

(32)天狗岳北壁

 

(33)ミゾホオズキ

このような標高の高いところにも咲く。この花を初めて頂上近くで見つけたのは4年前だが,それ以来同じ場所では見る機会がなかった。久しぶりの再会だ。(^.^)

 

(34)アカショウマとアサギマダラ

 

 

(35)ミヤマダイコンソウ

もう旬はとうに過ぎている。残り花が最後の輝きを放っているようだ。

 

(36)ホソバノシュロソウ

画像が小さくて分かり難いが,中央のチョコレート色のがホソバノシュロソウ。咲き始めでほとんどは蕾だ。

 

(37)夜明峠

このような日は,夜明峠から二の鎖元までが遮るものがないのでこの上なく暑い。

このルートで来た人に二の鎖で会ったが,玉のような汗が顔中に吹き出ていて,その人の第一声が「暑いですね」だった。

 

(38)弥山頂上

午前10時45分,弥山頂上に到着。

花と蝶を写しながらで2時間半だから上々だろう。

 

(39)二の森方面

写真を撮る人間が言うところの「ピーカン」だ。

頂上に着いて天狗岳の写真を撮って最初にすることは「命の水=(ビール)」を飲むこと。これが石鎚に来る最大の楽しみかもしれない。(^.^) 二の鎖元に着くと,頂上で飲むビールを楽しみに頂上までの30分を上るのだ。最後の急登のエネルギー源と言える。(^_^;)

ビールで一息ついた後はランチタイムだ。今回はおにぎり2個,桃の缶詰,ハウスミカンだ。おにぎりは暑いときは喉を通り難いので小屋で味噌汁を注文する。小屋のテーブルを1つ陣取り,開かれた窓から入ってくる涼風に癒されながら,ランチタイムを楽しむ。食後に少し微睡ろみ,その後頂上周辺に咲く花を観察する。

(40)シコクイチゲ

この花は少し傷んでいるが,必ずしも残り花という訳でもない。まだまだ蕾があるのだ。

今年は花期が少し延びているようだ。

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