Back | 石鎚山…私のホームグラウンド 2005年5月26日 |
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なんと5月の末に今年初めての石鎚山行だ。いままでにこんなことはなかった。それと言うのも,山野草を求めて皿ヶ嶺山系や四国カルストを徘徊していたためだ。それに寒風山登山もあった。皿ヶ嶺山行が3週間間が開いたので気になっているが,天気予報を確認して「石鎚」に決めた。 さあ,私の山岳写真のホームグラウンドである石鎚は何をプレゼントしてくれるだろう。 今回の山行で石鎚が初めてという登山者に何組か会った。そういう人たちのために石鎚登山コースの紹介写真を多めに掲載したいと思う。 (今回は東京の大学(←決して,東京大学ではない (^_^;))にいっている長男が教育実習のために帰ってきたばかりなので家内はお留守番だ。3年間「着た切り雀」だった長男にいろいろと着る物を調達してやるらしい。3年間も着た切り雀とは年頃の若者がファッションに関心がないのも問題だ。石鎚登山では信者さんは「お上りさんかい?/お下りさんかい?」と挨拶するが,私の息子は本物の「お上りさん」らしい。それはともかく,買い物に行くというので「私のは?」と聞きたくなるのをぐっと我慢する。予算無いわな…。私の着た切り雀歴は何年だ,と思いつつ,しかし,笑顔,笑顔。) |
(1)土小屋駐車場より 午前7時30分,土小屋到着。 中央のピークが石鎚山。 空が青い。日頃の行いが良いのでご褒美だ。(^^)
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(2)土小屋のロータリー 標高が書かれている。1492mだ。「伊予の国」と覚える。(^^) 関係ないが,コロンブスのアメリカ大陸発見も1492年だ。(^^ゞ |
(3)ロータリーから石鎚方面 石鎚神社がある。画面の外だが,右の方にトイレがある。何年か前に改築されてりっぱな施設になった。 ここには車を止めないようにと注意書きがあった。いつからだろう。去年は注意書きが目に入らなかったのでここに止めた。正確に言うと,空いている限りこの20年以上いつもここに止めてきた。 |
(4)石鎚神社からロータリー 中央の建物は,左から岩黒山荘,白石ロッジ。 左奥へ道は続き「瓶ヶ森林道」となり寒風山まで続いている。 右に折れると,石鎚スカイライン。駐車場は右に折れたところにある。 |
(5)登山口 車道をはずれて左奥が土小屋コースの登山口。 車道を進むと国民宿舎と大駐車場がある。 午前7時40分,出発。 しばらくはあまりアップダウンのない道がつづく。 |
(6)道標 まだ0.6km歩いただけ。 初めての山では道標を撮影しておくと,写真の整理などをする時に役に立つ。 |
(7)石鎚がチラッと見える ここから樹林帯の中を少しの間進む。尾根の右を巻いて道はつづくので東や北側が見えることになる。 |
(8)瓶ヶ森 部分的に開かれたところから瓶ヶ森の雄姿を拝むことができる。 |
(9)ワチガイソウ ここに来るまでの間に,タチツボスミレを写したが絞りの設定ミスで手ブレを起こしていた。 よって,ワチガイソウが本日初めてアップされる花の栄誉を享受することになる。(^^) |
(10)道標 土小屋から1km地点。ご覧のように緩やかな上りだ。 |
(11)新緑 今回の目的の1つは,新緑を堪能すること。
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(12)シハイスミレ このルートにも何種類かのスミレの仲間があるようだ。 |
(13)残雪 日当たりの悪いところに少しだが雪が残っていた。 この時季に少しとはいえ残雪があるのは極めて珍しいので記念撮影。 |
(14)新緑 この時季だけのものなので今回も新緑はたっぷりとどうぞ。 こういう登山道を急いで歩く気にはなれない。しばし佇んでしまう。 先日,寒風山でタイムを競うように歩くパーティーに出会ったが,理解できない。 |
(15)ワチガイソウ このルートにはワチガイソウが小群生しているところが何箇所もある。ちょっと得した気分。 黒い葯が特徴的だ。 ↓の青年ご夫婦に花名を尋ねられたので教えてあげた。一日一善。(^^) とても感じの良い紳士淑女のご夫婦だったのでモデルになっていただいた。 |
(16)道標 頂上まで後3kmとある。この辺りはブナの新緑が一番美しいところだ。残念ながら萌黄は過ぎている。 このご夫婦にオオルリとミソサザエなどの鳴き声を教えていただいた。その時はなんとか違いがわかった気になったのに,帰りにはオオルリとミソサザエの区別ができなくなっていた。せっかく教えていただいたのに…。(;_:) |
(17)新緑 お気に入りのアングル。本当はもう少し広角で写したい。 |
(18)初めて目にする花 先ほどのご夫婦に花名を尋ねられたが私にも分からない。難易度が高そうなので帰ってから図鑑と格闘だ。 後日談: |
(19)第1ペンチ 午前8時20分!? 普通に歩いたときの倍の時間がかかっている。新緑と花に目を奪われるとこうなる。結局,コース全体で倍の時間がかかることになるとはこの時は知る由もなく…。(^^) ここまでは基本的に散策路。汗もかいていないが水分補給。少し奥の木陰にもベンチがあり,夏場はそこがこのコース上で一番お気に入りの休憩場所。天然のクーラーなのだ。 |
(20)飛行機雲 この日は午前中は快晴に近い晴天だったので飛行機雲を何回も見た。記念にカシャ。 まだ,第1ペンチのところから歩き出したところなのに,このレポートはもう(20)まできた。この先どうなることやら…。(^_^;) 左奥に見えるのが石鎚山。しばらくは緩やかだが徐々に高度を稼いでいくことになる。 |