ここで紹介するのは管理人である私(と家族)が実際に泊まって,総合的に判断して2重丸だと感じた宿を取り上げています。判断基準は,宿泊料金とサービスおよび環境のバランスを最重要視しています。つまり,安くていかに満足度が高いかがポイントです。
全てのお部屋、レストラン、そして露天風呂の正面に富士山と河口湖を眺め、
”春はうららかに美しく、新緑は清々しく、
紅葉は趣深く、雪の富士は荘厳にして麗しく”
と四季に恵まれたお宿です。
この謳い文句通りの宿です。
温泉,食事,ともに2重丸です。部屋は1重丸ですが,撮影目的なら大きな不満はありません。ちなみに,「本館のスタンダードプラン」を選んで,宿泊費は13,600円でした。
写真家にとって一番有り難いのは,部屋から河口湖越しに富士山を真正面に見て撮影できることです。特に早朝・夕刻の撮影は楽です。また,高さを稼ぐことができますから“逆さ富士”を撮影しやすくなります。河口湖で逆さ富士を撮影するにはどこかのホテルなどを利用しないと難しいでしょう。
近くには,美術館やレジャー施設がありますが,写真撮影という視点からも「オルゴールの森」がオススメスポットです。
(2010年11月 宿泊)
部屋,温泉,食事,ともに2重丸のホテルです。加えて,質の良さを考慮すると信じられないほど宿泊費が安いです。
中央自動車道駒ヶ根ICで降りて信号機右折し西へ直進2.5km,駒ヶ根ロープウェイのロープウェイバスセンターのすぐ近くにあります。登山目的で中央アルプスに登る場合はもったいないかなとも思いますが,千畳敷カールの散策と駒ヶ根の観光スポット巡りなら自信を持ってお薦めできる宿泊施設です。
アットホームな感じのホテルで温泉と接客態度は文句無しですし館内も綺麗です。大浴場は一日に何度も清掃をしているようでいつ利用しても片付いており清潔です。
食事は宿泊料金との兼ね合いもありましょうが,一番安いプランを選択しても,夕食も工夫されていて美味しく大満足です。また,朝食もどこの旅館でも出されるようなものではなく,他の高級旅館に引けを取らないという印象があります。
宿泊プランも豊富ですし朝食だけの一人旅プランというのもあります。中央アルプスの行き帰りに,家族旅行に,そして私たちのように遠征帰りに,実に気持ちよく滞在できるリゾートホテルです。
(2009年8月,2009年10月,2010年6月,2010年9月 宿泊)
帝釈峡の散策をするのに利用したいというならここがオススメです。国民休暇村なので料金はもちろん高くはありません。働いている人たちの接客態度も二重丸です。敷地内から神龍湖まで直接行けるハイキングコースもありますが,車ならほんの数分の距離です。「上帝釈」や「鯉が窪湿原」までは車で20分で行けます。
食事はバイキング形式で好みのものが食べられるのが嬉しいです。メニューも豊富で和洋中あり,味もかなり美味しい部類に入ると思います。他に季節に応じて追加メニュー(別料金)もあるようです。撮影旅行ならバイキング形式の方が好き嫌いの心配も無く気が楽かも知れません。地ビールもとても美味しく,今まで飲んだ各地の地ビールの中で一番美味しいものでした。
部屋も清潔感があり,備品も自前のものを用意する必要はありません。ただし,内風呂はありません。大浴場は温泉ではありませんが明るくて気持ちの良い清潔なお風呂です。露天風呂もあります。
立地条件は抜群です。緑豊かな広大な敷地にあり,余計な雑音は一切聞こえてきません。聞こえてくるのは鳥の鳴き声と風の音ぐらいのものです。
(2006年5月31日&2007年4月25日宿泊)
乗鞍山麓にある手つかずの秘境『秘境 五色ヶ原』探勝ツアーに参加するのが目的というなら,現時点では何のためらいもなくこの宿を推薦します。
入山口までは車で約5分という立地条件が魅力です。元は公営の宿で,今は民間に委託管理を任せているようです。決して「お洒落なホテル」という訳ではありませんが,山小屋や民宿と同レベルの値段設定で,食事は素朴ながらも地元の素材を生かし,食通も満足する美味しさです。部屋が狭いのが欠点かもしれませんが,料金を考えたら納得です。
この宿の最大の「売り」は温泉でしょう。北アルプス乗鞍岳山麓地下1,000mから湧出する天然温泉(泉質は硫黄を含むナトリウム炭酸水素塩温泉)で,「立ち寄り湯」としても登山客や観光客にも人気があります。「五色ヶ原探勝ツアー」のガイドさんたちもツアーの終了時にはここで汗を流しているようです。
(2006年6月11・12日/2007年6月6日 宿泊)
名称が「えびの高原荘」から「えびの高原温泉ホテル」に変わってから宿泊する機会がありました。霧島・屋久国立公園の中にある国内唯一の本格的ホテルです。
韓国岳の登山口まで1kmほどなので,韓国岳登山を計画している人には最高のロケーションです。宿泊費も良心的で,食事もなかなかお洒落で満足できます。加えて,源泉かけ流し温泉はとても気持ちよく心も体もリフレッシュできます。予想・期待以上の満足感を得られるでしょう。
(2008年12月 宿泊)
日本写真作家協会大類匡光さんが家族で経営されているアットホームな宿です。ヘルシーな自然食(湯葉が絶品),フォトギャラリー風の館内,そして撮影の後疲れた身体を癒してくれる温泉(100%天然硫黄泉源泉かけ流し)が自慢です。
戦場ヶ原およびその周辺を中心とした撮影ならオススメの宿です。ご主人に撮影ポイントなどに関して助言もいただけるでしょう。
(2003年8月宿泊)
「7室だけの大人の隠れ家にようこそ」がキャッチフレーズの和風旅館です。各客室にプライベート露天風呂を配した贅沢な空間が自慢です。山茱萸(さんしゅゆ)の裏にある烏帽子山公園には『日本さくらの名所100選』に選ばれている見事な桜があります。蔵王・吾妻も十分射程距離に入るでしょう。