【ヤマブキソウ(山吹草)】の図鑑情報 |
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科+属: | ケシ科 クサノオウ属 |
花名の由来: | バラ科のヤマブキの黄色と同じ花色であることから。 |
レッド・データ: | 愛媛県は準絶滅危惧(NT)に指定している。 |
生育環境・特徴: |
山地の林内や森陰に自生する多年草で,その草丈は20~40cm。枝の頂部から花柄を出しその先に直径4~5cmほどの鮮黄色の4弁花を1~2個咲かせる。 ちなみに花名の由来となったヤマブキとは花色以外に類似点はない。 【補 足』 高知県立牧野植物園に問い合わせたところ,ヤマブキソウは葉の変異が多く,私が撮影した個体はヤマブキソウとセリバヤマブキソウの中間的なものだろうとの見解です。 そして,最近では3種類に細かく分類しないで大きく「ヤマブキソウ」とする傾向があるとのことでした。 ■撮影のポイント: |
花 期: | 4~6月 |
識別のポイント: |
ホソバヤマブキソウ ⇒ 葉の幅が狭く規則正しく浅くて細い鋸歯がある。 セリバヤマブキソウ ⇒ セリの葉に似て,小葉が深く羽根状に裂けている。 |
分 布 情 報: | 本州 四国 九州 |