Home > 春の妖精 > フクジュソウ-2005年
明るい落葉樹林の下などに生える多年草で,早春に菊の花に似た光沢のある黄金色の花を咲かせます。花冠は直径約3~4cmで,花弁の数は図鑑の情報を総合すると10~30枚と幅があるようです。日が陰ると花は閉じてしまいます。
江戸時代は「一番に春を告げる草」という意味の「福告ぐ草」と呼ばれていましたが,語呂が悪いためこともあり,また旧暦の元旦頃から咲き始めるめでたさを表す意味もあり,「告ぐ」が「寿」に差し替えられ「福寿草」となってからは,「寿」が長寿をも示唆することも手伝って喜ばれ広く定着したそうです。
山野草の可愛らしさや造形美を余すところなく引き出すためには「一眼レフカメラ+マクロレンズ」の組み合わせが理想です。背景を大きくぼかしてポートレート風に撮ることが多く,被写界深度が極端に浅いためにマニュアルフォーカスを多用するので一眼レフのファインダーでないと対応できないからです。
レンズは,開放値が明るくて1~2段ほど絞った時のボケ味を大きく左右する「円形絞り」を採用した製品を特にお薦めします。焦点域は35mm判換算で60~105mmがよいのではないでしょうか。
図鑑情報
◎キンポウゲ科 フクジュソウ属
明るい落葉樹林の下などに生える多年草で,早春に菊の花に似た光沢のある黄金色の花を咲かせます。花冠は直径約3~4cmで,花弁の数は図鑑の情報を総合すると10~30枚と幅があるようです。日が陰ると花は閉じてしまいます。
江戸時代は「一番に春を告げる草」という意味の「福告ぐ草」と呼ばれていましたが,語呂が悪いためこともあり,また旧暦の元旦頃から咲き始めるめでたさを表す意味もあり,「告ぐ」が「寿」に差し替えられ「福寿草」となってからは,「寿」が長寿をも示唆することも手伝って喜ばれ広く定着したそうです。
◎福寿草祭り ― 高知県大豊町商工会ホームページ
◎大豊町― 公式ホームページ「福寿草祭り」
◎福寿草の里 南大王 じゃらん観光ガイド