皿ヶ峰は“花の山”として県内外で知られ,最近では中国地方や関西方面からも山野草を求めて訪れる人がいます。春の妖精とも呼ばれるスプリング・エフェメラルが咲き始める春先,すぐに芽吹きと新緑を迎え春の花が咲き誇り,やがて夏の花に移っていきます。晩夏になると秋の花が咲き始め,そしていつの間にか紅葉の時期となり,やがて「色のある世界」は終わります。代わって,モノトーンの世界が始まります。条件が揃うと霧氷が見られ,白銀の世界のスノーハイキングも楽しめます。それが皿ヶ峰の魅力です。
写真集 No.12 -初秋の皿ヶ峰(山野草と蝶)-

初秋の皿ヶ峰-花と蝶-

  • カメラ:デジタル一眼レフカメラ NIKON D300
  • レンズ:SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
  • レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

◎撮影メモ:2010年9月5日撮影   ◎撮影地:皿ヶ峰

花の山,皿ヶ峰は初秋の雰囲気が漂う季節になりました。夏の花は終わりにさしかかり,代わって秋の山野草が咲き誇っていました。竜神平には赤トンボが舞い,オタカラコウの辺りには渡りをする蝶として知られている“アサギマダラ”が吸蜜のために集まってきていました。湿原を吹き抜けるそよ風にしばし癒しの時間を過ごしました。

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