皿ヶ峰は“花の山”として県内外で知られ,最近では中国地方や関西方面からも山野草を求めて訪れる人がいます。春の妖精とも呼ばれるスプリング・エフェメラルが咲き始める春先,すぐに芽吹きと新緑を迎え春の花が咲き誇り,やがて夏の花に移っていきます。晩夏になると秋の花が咲き始め,そしていつの間にか紅葉の時期となり,やがて「色のある世界」は終わります。代わって,モノトーンの世界が始まります。条件が揃うと霧氷が見られ,白銀の世界のスノーハイキングも楽しめます。それが皿ヶ峰の魅力です。
写真集 No.32 -新緑と山野草(皿ヶ峰)-

森の庭園-新緑と山野草-

  • カメラ:デジタル一眼レフカメラ NIKON D300
  • レンズ:SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
  • レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

◎撮影メモ:2010年5月13日撮影   ◎撮影地:皿ヶ峰

皿ヶ峰は萌黄が終わり本格的な新緑の季節がやって来ました。今回撮影のために訪れた場所はまるで森の中の庭園のような趣がありました。仰ぎ見ると眩しいばかりの新緑,苔生した岩や林床に目を向けると山野草が咲き誇っています。中でもヤマブキソウとコンロンソウは群生しています。若葉と愛らしい山野草に森の息吹を感じます。

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