(21)ヤマザクラ
まだ少し残っている。
(22)バイカオウレンの花後の姿
これはこれで美しい。
(23)沢上(そうれ)谷
再び谷に下りていく。足元の滑りやすい。途中には丸太橋もある。
(24)無名滝
沢上(そうれ)谷の対岸の崖から伏流水が噴出している。
この後も登下降を繰り返す。
(25)タケシマラン
出逢うたびに写した。写真を撮るという観点からは,咲いている環境がそれぞれ違うので気になる花はその度にカメラを向けてしまう。
(26)凍裂
この辺り一帯は真冬にはマイナス20度にもなり,幹の水分が凍って裂けることがある。これを「凍裂」というそうだ。
中央の木の縦の線がその跡だが,分かり難いね。m(__)m
(27)エンレイソウ
(28)日雇声(ひよごえ)滝
標高1.510m。
道を登下降を繰り返し,民話に出てくる日雇声滝のビューポイントに着いた。
日雇声滝の由来 集落の山奥から御料の桧材を川出しした。この材木を伊勢へ出すために川出しする人夫を川日雇と言った。日雇の人たちは上流から木遣(きや)りをうたいながら材を流して来た。しかしこの滝があることに気がつかず,ついにこの滝で八人の日雇が死んだ。この滝の音は,日雇の木遣りの声がするといわれている。そして,滝の名も,「日雇声滝」と呼ばれている。(参加者に配布された小冊子より引用)
(29)沢上(そうれ)谷
再び谷へジグザグに下る。
(30)オオバヤナギの大木
ここは休憩地点。山側には緩やかな流れがあり,伏流水が湧き出る「籠尾清水」だ。
(31)ニリンソウ
今日のコースで初めてニリンソウに出会う。
(32)ヤマガラシ
中部地方以北に咲くアブラナ科の多年草で,山地の河原や湿った草地に群生する。別名をミヤマガラシとも言う。
(33)籠尾清水
標高1.520m。
上の急流とは対照的だ。右奥から伏流水が湧き出ている。
このコースでは「伏流水」という言葉がよく出てくる。
白い花はニリンソウ。
(34)?
名前を忘れてしまった。
(35)コチャルメルソウ(の仲間)
(36)カニコウモリの葉
(37)タケシマラン
マイヅルソウの群生の中にタケシマランが咲いていた。
マイヅルソウはまだ蕾だ。
(38)ハリガネカズラ
常緑の小低木。花は葉の裏側に隠れるように咲いているので見つけるが大変。唯一見つかったのがこれ。
(39)イワナシ
初見の花だ。
亜高山の樹林内や傾斜地に生える小低木。初夏に実を付け,味と食感が梨に似ているからこの名前があると言う。
(40)観音岩
コメツガ林の中にひときわ目立つ大きな岩の塊が現れる。
その岩の中央の窪みに観音模様が浮かび上がっているように見える。
左にノミの跡のようなものが見えるので,乗鞍信仰の行者さんによる手彫りの可能性もあるそうだ。