本格的な新緑の季節を迎えた皿ヶ峰,山野草と新緑散策
皿ヶ峰も萌黄が終わり本格的な新緑の季節を迎えようとしています。
そのような皿ヶ峰を今回は趣向を変えて別ルートを歩いて見ようと思います。
「水の元~上林峠~竜神平~風穴~水の元」という周遊コースです。
実はこのコースの前半は初めて歩きます。初めて歩くときは登山道の方に意識が行き採る写真の枚数が極端に減ります。コースの紹介としては不十分な情報ですが,新緑や山野草の状況の記録的メモとして掲載しておきます。
◎今回の撮影機材について:
ニコンのデジタル一眼【D300】を使用しました。
レンズは,
◎シグマの超広角ズームレンズ【SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM】
◎ニコン純正の接写レンズと【AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED】
◎タムロン製の【TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II】
を使いました。
(01)林間の登山道
植林された森ですが,登山道沿いには早くもホウチャクソウが見えます。まだ開花はしていません。
(02)沢
(03)倒木
この倒木を越えてさらに道は続きます。
ここまではホウチャクソウ,ヤマブキソウ,イチリンソウが点在しています。
ホウチャクソウはまだ蕾の状態ですが,開くのも時間の問題という感じでした。
(04)コンロンソウとツツジ
(05)芽吹き
(06)新緑の”庭園”
日本庭園のような趣があります。予想外の風景でした。
(07)ヤマブキソウ
ヤマブキソウが登山道の両側に多く見られます。
(08)ヤマブキソウと新緑
新緑の足元の林床にはヤマブキソウが群生しています。
(09)ヤマシャクヤク
風穴コースよりもこちらのヤマシャクヤクの方が開花するのが早いようです。
(10)コンロンソウ
地味ながらも群生しているそれなりに存在感があり和ませてくれます。
(11)日本庭園
新緑が美しいところは紅葉の美しいと言います。秋にも訪れてみたい場所です。
(12)日本庭園
(13)日本庭園
苔むした岩が点在しとてもよい雰囲気です。
(14)ルイヨウボタン
ルイヨウボタンがあちこちに咲いています。風穴コースで数年前に一度写す機会がありましたが,その後どう探しても出会うことがありませんでした。そのルイヨウボタンにここで会うとは思いませんでした。
(15)ルイヨウボタン
葉がボタンに似ているというのでこの名前があります。
この花は形状はともかくも色が変わっています。緑色系で,地味な印象があります。
(16)ユキザサ
まだ蕾でした。
(17)コンロンソウと新緑
これを撮影した後,日本庭園には別れを告げ,登山道の先に期待をしながら歩きます。
(18)新緑
登山道を彩る新緑が眩しい…。
(19)新緑
ミツバツツジと新緑を組み合わせてつもりですが,ミツバツツジの存在感が薄れてしまいました。
(20)ベンチ
休憩ベンチがありました。せっかくなのでここで休憩します。
歩き始めてからここまで水分を補給することも忘れて歩いていました。
アクエリアスを2倍に薄めたものを飲みます。
(21)木の階段
この階段が出現してから一体何段あるのだと思うほどあったような気がします。
太ももが鍛えられます。
登山家の田部井さんによれば,階段は下りの方が筋肉を鍛えるそうです。
(22)木の階段の終わり
木の階段でかなり標高を稼ぎようやく階段から解放されました。
(23)ベンチ
竜神平への分岐に向かう途中にもベンチがあります。
(24)ミツバツツジ
ミツバツツジをモチーフになんとか絵作りをしたかったのですが,目線よりも高いのでアングル的にどうにもなりませんでした。
この後,竜神平へ向かい愛大小屋の横でコーヒータイムです。
大休憩後は,いつもの風穴へと下ります。
(25)新緑とミツバツツジ
肉眼では綺麗な風景だったのですが…。
(26)ミツバツツジ
竜神平から珍しく写真を撮ることもなく風穴まで下りてきました。
風穴直下のミツバツツジは満開でした。ものすごい花の数です。
(27)コンロンソウとヤマブキ
上の駐車場近くの風景です。
前半の初めてのコースは新鮮みがあって楽しかったです。
栄養がよいのか,環境的に厳しくないのか,エイザンスミレ・ホウチャクソウなどが風穴コースのものよりも大きいという印象があります。
登山道については,上りと下りを別の道を歩きたい,周遊したいという場合は,お薦めのコースだと思いました。
終わり