芽吹き始めた皿ヶ峰を歩き,白猪の滝を訪ねる
冬季に数回スノーハイキングと霧氷目当てで皿ヶ峰を歩きましたが,レポートはアップしていませんでした。したがって,山行レポートとしては今回が第1回になります。山野草の開花記録として,レポートにしておきます。
冬季は雪と霧氷が楽しみですが,春は芽吹きから新緑への変化,そして可愛い山野草が楽しみです。特に,春紅葉と言われる萌黄から新緑への移ろいは毎日目に見えて変化しますから,足繁く通わないとそれぞれの"旬”を逃すことになってしまいます。
他の山も気になります。特に,寒波がやってきたので瓶ヶ森の霧氷が気になるところですが,それ以上に花の山,皿ヶ峰の様子が気になって仕方ありません。迷わず皿ヶ峰に決定です。
◎今回の撮影機材について:
ニコンのデジタル一眼【D300】を使用しました。これに,ニコン純正の接写レンズ【AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED】,シグマの超広角ズームレンズ【SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM】とタムロンの標準ズームレンズ【SP AF17-50mm F/2.8】の組み合わせです。
(01)ヤブレガサ
可愛らしいのは今頃まででしょうか。この後はどんどん大きくなります。
(02)ハシリドコロ
最盛期はもう少し後でしょうね。
(03)ハルトラノオ
咲き始めですが,個体数は多いです。
(04)シロバナネコノメソウ
咲き始めです。
(05)サイコクサバノオ
咲き始めです。
(06)コチャルメルソウ
咲き始めです。まだ草丈が低いです。
(07)アワコバイモ
一輪だけ見つけることができました。アワコバイモはもう少し早い時期に咲きます。
(08)白猪の滝
いつも見上げるお気に入りの場所です。左上の山桜は満開を過ぎていました。
(09)イチリンソウ
咲き始めです。
(10)ヒトリシズカ
かなり咲いています。
(11)山桜
この山桜はちょうど満開でした。
(12)フタバアオイ
咲き始めです。
(13)エイザンスミレ
日当たりの良いところにたくさん咲いていました。
(14)ミヤマハコベ
風景として撮るには,もう少し芽吹いてくれないと絵にはなりません。しかし,そのタイミングが難しいので,できるだけ頻繁に訪れるしかありません。萌黄・芽吹きの旬は紅葉のピークを撮影するよりも難しいと思います。
山野草はこれから徐々にその種類を増やしていきますから,皿ヶ峰を訪れさえすれば何らかの花には会えます。山野草愛好家にとっては忙しい季節が始まりました。
終わり