『皿ヶ嶺』山行レポート 2009年04月15日 No.1/1
濃霧の中を春山散策
先週に引き続いて目的地は皿ヶ峰です。
山野草の開花状況も気になりますし,先週行けなかった白猪の滝にも様子を見に行きたいと思っています。皿ヶ峰の主の“おいわさん”に白猪の滝でも花が咲き始めたという情報をもらったばかりです。まだまだ足慣らしもできていませんし何よりも心肺機能が戻っていませんので,迷わず今回も皿ヶ峰に決定となりました。
天気予報では9時以降は晴れということでしたが,朝外に出てみると天気予報通り高嶺には雲がかかっているものの概ね晴れの様相です。久しぶりに青空を背景にした滝を写せそうなので楽しみです。車にいつもの荷物を積み込んで出発です。今回は滝で食べるおにぎりが増えました。
(1)風穴
高速を走っているときのあの青空はどこへいったの?
東温市の山々だけが濃いガスに覆われているようです。
期待していただけにちょっとテンションが下がりますが,まあそのうちに晴れるでしょう。
(2)ヤブレガサ
先週は赤ちゃんだったのが,1週間でお兄ちゃんになっています。
(3)ハシリドコロ
花が咲き始めました。今回は探さなくても花が目につきます。
(4)きのこ
2,3年前も写して名前を調べたような気がするのですが,思い出せません。そもそもキノコには興味がありませんからすぐに忘れるのでしょうね。
(5)休憩ベンチ
ここで最初の休憩です。アクエリアスを十分に摂ります。
少し明るくなったと思ったらまた暗くなる,これの繰り返しです。
(6)林の中の小径
落ち葉が敷き詰められたこの風情がお気に入りです。
(7)モノトーンの世界
(8)林の中の休憩ベンチ
(9)竜神平
分岐からここまで来る間の濃霧はすごかったです。何しろこの小屋まで20mほどまで近づかないとまったく見えませんでした。ホワイトアウトの状態でした。そのガスも休憩中にこの程度までになりました。
例によってここでコーヒータイムです。家内はクリームパン,私はあんパンを食べます。
それにしても晴れません。先週とは打って変わって今日は休憩していると身体が冷えてきます。
相変わらずの濃霧の中を下山することにします。白猪の滝はどうだろうか?
結局,駐車場まで戻っても晴れることはなく,濃霧の中の散策になってしまいました。川内ICの近くまで来ても山の方はガスの中です。青空のない滝では写欲が沸きません。山野草は少し気になりますが,そのまま高速に乗り帰路につきました。
今の体力を考えるとしばらくは低山を逍遥することになるでしょうから,おそらく次も皿ヶ峰散策になると思います。その時の楽しみにしておきましょう。
そうそう,先週は竜神平の林の中でリスを見ましたが,今週は下山時に風穴から少し登ったところでキジを見かけました。ちょっと得した気分です。