2回目の足慣らし
本来の撮影テーマである山岳写真が狙えるとき以外は,私は“ご褒美”がないと山に行こうという気になかなかなりません。どんなご褒美がよいかと申しますと,気持ちのよい展望か山野草です。
この時期,山に関しては,頂上部で芽吹が始まらないとあまり魅力を感じません。それでも何もない山に出かけていくことはありますが,それは純粋に足と心肺機能の鍛錬が目的です。
前回9日に初めて足慣らしをしただけなので,まだまだ基本的な足慣らしが必要です。そこで,前回と同様に目的地は“皿ヶ嶺”です。前回は驚くほど被写体が少なかったのですが,今回はどれほど山野草が開花しているか楽しみです。
8時に皿ヶ嶺の駐車場に着きました。先着の車2台です。さすが,日曜日です。支度をして歩き出します。前回よりましですが,息が上がりそうになります。情けないと思いつつ,アワコバイモの開花状況を確かめに風穴に寄ります。
風穴からしばらくは山野草の開花状況を確かめながら“散策”状態の歩き方が続きます。そして,特に何も撮影しないまま山道は平坦になり,竜神平への分岐を右に見て,そのまま森の中の散策をします。