前回は,御向いさんのご夫婦を案内して滝巡りをしたが,今回は皿ヶ嶺の帰りに同行者の近所のお嬢さんを案内して白猪の滝に立ち寄った。
4日間で花の開花はどの程度進むものなのだろう。興味津々である。
(1)エイザンスミレ
(2)フウロケマン
(3)ラショウモンカズラ
まだまだ蕾は固い。開花は早くてGWの前くらいだろうか。
(4)(何とか)スミレ
(5)イチリンソウ
4日前は咲いている個体はほんの数個だったが,今日は20個以上咲いていた。
この個体は,好みで言うと少し開きすぎ。私にとって被写体としての旬は過ぎている。
(6)フデリンドウ
(7)ヒトリシズカ
(8)イチリンソウ
私の好みではあるが,もう少し開くと写し時だ。
(9)ヤマルリソウ
並んで咲いていたので,ヤマルリソウを主役に,スミレを脇役にしたが,スミレが大きいので脇役には不適だった。
(10)ユリワサビ
(11)ユリワサビのアップ
十字の花弁はアブラナ科の特徴が出ている。
(12)ツルカノコソウのアップ
この花はぜひアップで撮影してやって欲しい。この美しさは肉眼では観賞できない。
(13)本日の『白猪の滝』
山桜,そして萌黄に新緑,今が一番美しい時かも知れない。
(14)ヒトリシズカ
(15)オオバタネツケバナ?
(16)エイザンスミレ
今回はかなりな個体数を見つけることができた。去年はこんなにたくさん無かったように思うのだが…。
(17)ツルカノコソウの全体の姿
(18)ヒメウワバミソウ
(19)ムラサキサギゴケ
いつも思うのだが,ムラサキサギゴケにしては色が薄いような…。
図鑑で見る限り,色はトキワハゼに似ている。
でも,以前からムラサキサギゴケと言われているので,たぶんそうなのでしょう。
(20)ヤマブキ
白猪の滝を初めて訪れた近所のお嬢さんは,マイナスイオンに包まれてお肌もしっとりとし幸せそうだった。
今日は『萌黄と滝』と旬のイチリンソウをフィルムカメラで写せたこと,そしてエイザンスミレを初めて納得できるように撮れたことが収穫だった。
それにしても,数日でこれだけの変化があるのだから,山野草愛好家にとっては今の季節はこの上なく忙しい。