新緑求めて「天狗の森」散策 2006年5月21日

5月21日(日曜日),ゴールデンウィーク以来初めて休みと好天が重なった。去年から楽しみにしていた天狗の森の新緑を満喫するために5時起き5時半出発。

前回利用して気に入ったルールを利用することにした。ゴールデンウィークはさすがに早朝からの混雑のために時間がかかったが,今回は久万高原町ルートと同じような時間で着いた。

簡単にルートを紹介しておこう。高速を内子・五十崎ICで降り,県道229号線を10km弱走った後,国道197号線と合流。道の駅梼原を通過後数キロで左折し『幹線林道』に入る。後は天狗荘まで99%二車線の快適な道が続く。この林道は,例えば石鎚スカイラインよりも,快適且つ安全に走りやすいので『天狗の森スカイライン』と命名したいほどだ。(^^)

問題はこのルートの上部は数年前の地図だと載っていない。さらに,帰りに利用するとナビは別の狭くて傾斜のきつい悪路に誘導するので要注意だ。天狗荘から数キロ下ったところの分岐を間違えないことだ。

行きと帰りで同じルートを走るのは面白くないと思う人は,往路は早朝に出発して対向車の少ない久万高原町〜柳谷〜(大野ヶ原)〜天狗荘を使い,復路でこの幹線林道を使い内子・五十崎ICで高速に乗るのがよいかもしれない。そうすれば,道の駅梼原にある『雲の上の温泉』で汗を流すことができる。山歩きの後は温泉に入れるとこの上なく嬉しいものだ。


さて,肝心の新緑だが,私は萌黄色の新芽と若葉が混在した新緑の一番の「旬」を狙っていた。しかし,ゴールデンウィークの時の状態から15日〜18日頃だろうと目星を付けていたが,その予想が不幸にも的中して今回は私の期待していた「旬」を少し過ぎていた。去年の5月15日の様子と比べても明らかに新緑が進んでいるのが分かる。来年再チャレンジだ。

レポート作成に使っているデジタル一眼レフカメラはCCDのクリーニングのために入院中だ。少なくとも3週間はかかるらしい。したがって,今回は銀塩カメラ機材だけを持っていった。記録スナップ写真は35oRFカメラ(+25oレンズ)で撮影し,山野草や新緑のポイントは中判カメラで撮影した。

下に載せている画像はネガプリントからスキャナーで取り込んだものだ。


散策ルートは,天狗荘〜天狗の森〜黒滝山〜大引割への分岐〜四国の道〜天狗荘だ。正確な距離は分からないが8〜9kmほどだろう。


(1)天狗の森入り口

予報通りの晴れだが,青空が白っぽい。

  

(2)緩やかな上り

 

(3)瀬戸見の森

天狗高原方面の展望を楽しんだ後,天狗の森へ向かう。

 

(4)イチリンソウ

 

(5)天狗の森頂上

 

(6)萌黄

数少ない萌黄の場所。

 

(7)黒滝山との鞍部

 

(8)黒滝山へと向かう

この画像ではよく分からないが,この場所の新緑はハッとするほど美しかった。

 

(9)シャクナゲ

ゴールデンウィークには蕾だったシャクナゲが満開だった。

 

(10)新緑のトンネル

逆光が強すぎてもう1つ美しさが伝わらないが,この場所も新緑が美しかった。

 

(11)黒滝山頂上

注意していないと頂上だとは分からずに通り過ぎてしまう。

天狗荘でもらえるコース案内には天狗の森から「0.3km」とあるが,とんでもない!

早く印刷ミスを修正しないとみなさんが迷惑する。

 

(12)初めてのルート

いつもは黒滝山から鞍部まで引き返していたから,ここから先は未体験ルートだ。

 

(13)萌黄

四国の道に下りる途中で萌黄に出会う。

 

(14)ツツジロード

四国の道(横道)に下り立って,天狗荘方面に少し歩くとツツジが新緑の小径を彩っている。

思わず家内と2人して歓声をあげる。何かとっても得した気分。

 

(15)ツツジロード

しばらくの間,ツツジロードが続く。

 

(16)ツツジロード

ここには何種類もの色鮮やかなツツジが咲いている。

 

(17)ツツジロード

この辺りでツツジロードも終わりなので,後ろを振り返ってパチリ。

 

(18)コクワガタ

コクワガタ(?)のちょっとした群生だ。

 

(19)新緑の中の小径

 

クリックで拡大(20)ホウチャクソウ

斜面にレジャーシートを敷いて,そこに寝そべりカメラを地面すれすれに置いて撮っている。

横道のあちこちにホウチャクソウが群生を作っている。

※拡大版を見るには左の画像をクリック

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