Back | 皿ヶ嶺…花の開花状況 2006年04月28日 |
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4月28日金曜日,皿ヶ嶺と白猪の滝に花を写しに行った。午後から用事があったので時間にあまり余裕はないので,山歩きは楽しめない。花の多い登山道周辺だけを散策し,白猪の滝に向かうことにする。それでも,皿ヶ嶺で予定以上の時間を使ってしまった。去年よりも様々な花の開花状況が少し遅いようだ。 今年は「銀塩回帰」を目指しているので,プリントで鑑賞したい花だけは35mm銀塩カメラで撮影した。銀塩と比べると三脚も必要だし1枚撮るにも時間がかかる。しかし,デジカメでは味わえない感覚もある。 今回の最大の収穫は皿ヶ嶺山系の花に詳しい地元民のW氏にお会いしたことだ。いろいろと教えていただいて大いに勉強になった。 白猪の滝では中判カメラで実質的に初めて山野草を撮影した。思い描いていたような写真を何とか撮ることができた。現像があがるのが楽しみだ。久しぶりに「現像」を待つドキドキ感を味わっている。すぐさま撮影結果を確認できるデジカメではこの気持ちは味わえない。欠点は長所でもあるのだ。 今回は花の開花状況だけのレポートになる。来年のための記録として掲載しておくことにした。今後もこの方針でやっていこうと思う。 |
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葯の色からすると,盛りを過ぎているのかもしれない。 |
まだ開いていない。数日もすれば開花するはずだ。他のは小さな蕾だった。 |
今回の目的の1つ。全体の色が背景に同化しているので,慣れないと探すのに苦労する。 全部で7つ発見できた。 |
結構花期は長いが,今が盛りというところか。 |
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まだ「三葉」が出ていない。数日すればどの個体も葉が確認できるはず。 この仲間ではズングリムックリしているのが特徴と言えるだろう。 |
まだかわいらしい。こちらも数日すればりっぱな姿になるだろう。
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皿ヶ嶺のハシリドコロとヤブレガサの群生は見事と言うほかない。 |
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皿ヶ嶺で発見したのはこの一輪だけ。 水の元のシロバナエンレイソウはその個体数が激減したようだ。 |
ヤマエンゴサクだけが目につくが,ジロボウエンゴサクが見当たらない。 |
早いものはもう「鯖の尻尾」ができ始めていた。 |
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もしくは,ツルネコノメソウ。 |
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花弁が羽状に7裂(〜9裂)しているのがコチャルメルソウの特徴。 |
開き始めているが,こちらも数日すれば満開状態だろう。 |
■ここからは白猪の滝で撮影 |
咲き始めだ。日当たりのよい斜面にはかなりな数が咲いているが,他は蕾だ。 |
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滝をバックに写してみたが,距離があるのでボケすぎだ。滝とはわからないだろうな。 |
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花弁が5裂しているのが特徴。全体の姿はコチャルメルソウによく似ている。 |
無料駐車場から白猪の滝に行く途中の斜面に咲いている。 |
終り |