皿ヶ嶺 2006年04月16日

16日の日曜日,天気予報は晴れ。今シーズン,第1回目の山歩きは皿ヶ嶺と決めていた。鈍ってしまった身体を慣らすには絶好の山が皿ヶ嶺だ。登山道の傾斜がほとんど一定なのでリズミカルに歩けるし,行程もさほど長くない。その上に,山野草好きには登山道沿いの花たちが魅力的なのだ。

(1)駐車場

午前10時4分出発

久しぶりに天気予報が当たった。気持ちよく晴れている。

日曜日なので,この大駐車場にはすでに10台ほど,上の駐車スペースにも10台ほど止まっていただろうか。

  

(2)風穴

一様風穴周辺の様子を確かめる。穴の中には雪が残っていた。

奥の斜面を登っていく人がいる。道でもあるのだろうか。皿ヶ嶺は柔肌なので登山道を踏み出さないようにして欲しいものだが…。

 

(3)芽吹き前

実に明るい。まだ葉がないので光を遮るものがない。陽光を浴びながらの山歩きだ。

斜面にはハシリドコロ,ヤブレガサの大群生が見える。

 

(4)正体不明

キノコの類だろうな?

 

(5)ハルトラノオ

小さな白い花がところどころに咲いている。ハルトラノオだ。

 

(6)ハルトラノオ

別のところで別嬪さんを選んで写した。早朝までの雨に濡れて綺麗だった。

下にアップの画像を載せておこう。

 

(7)雨に濡れたハルトラノオ

 

(8)ブナの木肌

ブナらしい肌をしていたので撮ってみる。フィルムカメラだと撮らないだろうな…。デジカメさまさまだ。(^^ゞ

 

(9)大木に苔生す

春の光の所為だろうか,苔が逆光に輝いて綺麗だった。

 

(10)清流

雨が多かった春らしく,苔生した岩の間からいつもより力強く一筋の流れが落ちている。

 

(11)町を望む

 

(12)竜神平

下の枝の影が面白くて光が強くなるのを待って写した。

ここで持参のおにぎりを食べる。さすがにじっとしていると汗ばんだ身体が冷えてくる。慌ててフリースのセーターを着る。

 

(13)林に向かう

頂上へは行かずに草原の向かいの林を目指す。

 

(14)気持ちの良い青空

 

(15)林の中の小径

竜神平への分岐に戻る途中にこの小径がある。

この道の芽吹きが楽しみだ。萌黄の頃を想像しながら歩く。

 

(16)コーヒータイム

竜神平への分岐を過ぎて少し下ったところにあるベンチで市街地を望みながらのコーヒータイム。

風が強かったのでステンレスの風除けが役に立った。

 

(17)ヤブレガサ

花に喩えると「蕾」状態が可愛い。

 

(18)サイゴクサバノオ

登りでは見つけることができなかった。下りで1つ見つけると,次から次に見つかった。小さい花であるし咲き始めだったのでなおさら目立たない。

5月の連休頃になると「鯖の尻尾」が見られるだろう。

 

(19)フキノトウ

ずいぶん育ってしまったフキノトウだが,意外に花が綺麗だった。

実は,フキノトウは次男の大好物だ。もちろん食べ物として。旬の頃に見ていたら「美味しそう」と言うことだろう。(^_^;)

 

(20)正体不明種

午後1時に駐車場に戻る。約3時間の行程だったが,これがもっと花が多く萌黄の頃なら5時間はかかっているはずだ。

日曜日なので駐車場にはけっこう車があったように思うが,歩いている時には予想したほど人に会わなかった。その結果,静かな山歩きとなった。花の収穫はさておき,足慣らしとしては実に気持ちの良い時間を過ごすことができた。

白猪の滝にも寄りたかったが,ちょっと事情があってパス。ちょっと後悔が…。

帰りにはお気に入りの温泉でゆっくり筋肉をほぐした。風呂上りのビールは車のハンドルを握るが故に家に帰るまで「オアズケ」だ。いつものことだが仕方ない。

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