『瓶ヶ森と瓶ヶ森林道』散策レポート 2006年9月28日 No.1/1

午前中は香川県の方にある花を写しに行き,撮影が済むと踵を返して瓶ヶ森に向かった。山野草のシーズンも終わろうとしているが,最後の秋の花を写したいのと山の空気を吸いたいためだ。

瓶ヶ森林道を走りながらところどころで花を探した。瓶ヶ森に着いたのはもう午後になっていた。お男山から女山へと一回りし,ヒュッテでコーヒーを飲みながら幾島さんと山野草などのお話をした。

来年の再訪を約束して,我々は駐車場に向かう。ベンチで軽い食事をし,しばし山の空気を楽しむ。条件がよければ夕焼けを写してから帰る予定だったが,期待を抱かせるような様子はなかった。それならば林道沿いにリンドウでも愛でながら帰ろう。


(1)アケボノソウ

  

(2)アケボノソウ

花弁が4枚。実物を見たのは初めてだ。他の個体も探すと何本か4枚花弁のがある。

 

(3)アケボノソウ

普通のアケボノソウ。

今回は綺麗な個体のアケボノソウを撮ることができた。フィルムカメラの出番となった。

 

(4)ナンゴクミネカエデ?の紅葉

少し気の早い部分的な紅葉だった。

 

(5)リンドウ

今回はリンドウの色の濃度に注意しながら,瓶ヶ森を歩いた。地方,地域によって濃淡があるらしいのだ。

この個体は比較的色が薄かった。

 

(6)リンドウと男山

手前のリンドウが目立たない。

 

(7)シコクフウロの実

御御輿の屋根のような形をしているのが特徴。仲間のゲンノショウコの別名がミコシグサだが,この実の形状に由来する。

 

(8)シコクフウロの葉

綺麗に紅葉していた。これに霜が着くととても綺麗なのだ。機会があれば写してみて欲しい。

 

(9)タカネオトギリ

オトギリソウの仲間は綺麗に紅葉する。

 

(10)アケボノソウの実

瓶ヶ森周辺で一番早く咲くアケボノソウはすでに実になっていた。

 

(11)リンドウ

これが一番色が薄かった。しかし,まわりの個体は全て濃い色のものだった。何がこの違いをつくるのだろう。

 

(12)リンドウ

普通の濃さのリンドウ。


終わり

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