『石鎚山に残秋を求めて』山行レポート 2006年11月02日 No.1/1
 

秋の好天が続いている。この時期に行きたいところはいろいろあるが,「石鎚の山頂小屋ももうすぐ閉まることだし,今のうちにもう一度行っておくか」ということになり,またもや石鎚山になる。(^^)

家内も私も晩秋が好きなので,ほとんど写真は期待できないのを承知での石鎚山行だ。夏以降,テレビ放映のおかげてちょっとした石鎚ブームだったが,その分静かな山歩きを楽しむことは難しかった。

今日も人が多いのだろうかと思いながら土小屋に着く。おお,久しぶりに数えるほどの車しか駐車場にはない。歩き始めたのが9時ということもあるのだろうか,静かな山歩きだ。


(1)よさこい峠手前の秋風景

長沢ダム経由の道路の工事状況などを確認するために,寺川〜よさこい峠のルートを走る。

長沢ダム上流で時間制限の通行止めがある。通りかかった時はまだ工事は始まっていなかったので,待つことも無く通過できた。

  

(2)よさこい峠手前の秋風景

 

(3)よさこい峠手前の秋風景

「きれいだ!」と思った時が写し時。結局,その時が光線状態がよいのだ。

 

(4)シコクフウロの紅葉

土小屋コース途中の「お花畑」で,比較的葉の綺麗なシコクフウロの紅葉を見つけた。

今日のテーマは「小さな秋」だ。

 

(5)葉の落ちた樹木

斜光線に光る葉の落ちた枝が綺麗だったので写したが,画像が小さすぎるのだろうか,上手くは再現されていない。

葉という葉が落ちて,小鳥の姿が見やすくなった。双眼鏡を持ってくればよかった。

 

 

(6)落石

前回はカメラをザックにしまってあたので写さなかったが,秋になって落石があったようだ。

典型的な柱状節理の岩だ。

 

(7)石鎚天狗岳

記念に一枚,パチリ。

午前11時頃の光線状態。

 

(8)二の森方面

頂上で2時間ほどゆっくり過ごす。その間に30人ほどの団体さん到着。ちょっと賑やかになった。

小屋の中で休憩している時に,二人連れてやってきた高齢者の方の人が言う。「昔来た時はこんな小屋は無かったけどな。わしは今,80やけど,12〜13歳の時だったな。」

それって,68年前じゃないですか!

68年ぶりに石鎚登山というのも歴史を感じさせるが,御歳80歳にしてなお矍鑠たるご老人に微笑ましい空気が流れた。息もあがっていない。脚も頭も達者なご老人に,「かくありたい」と思ったのは私だけではないだろう。

団体さんがもうすぐ下山するらしい。下山も静かな山歩きを楽しみたいのでお先に下山開始。

 

(9)斜光線

 

(10)シコクフウロの紅葉

 

(11)

 

(12)秋の寸景

 

 

(13)秋の寸景

 

(14)小さな秋

 

(15)小さな秋

 

ここをクリック(16)ガマズミの実?

ちょっと面白い写し方をしているが,画像が小さいので分かりづらいだろう。拡大版を用意した。

※画像をクリック

 


終わり

 

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