Back | 大野ヶ原 2005年5月8日…偶然の出会い |
今日は母の日。足が悪くてあまり歩けない母を連れて四国カルストにドライブに行った。約3時間の行程だ。まずは大野ヶ原のとある店でコーヒーと自家製のチーズケーキでお茶の時間。休憩が終わった後,天狗高原に向かう。その途中,まだ大野ヶ原近辺をドライブ中に,なぜか野生の感が働いて車を止める。斜面を駆け上がってみるとそこは野草の宝庫。主役のイチリンソウを中心に偶然に出会った花たちを紹介しよう。 |
この群生が奥へ,そして左右に広がっている。 |
比較になるものがないので写真からは分かりませんが,ここのイチリンソウは大きい。皿ヶ嶺や天狗の森で見たものよりも一回りは大きいです。花も葉も草丈も,とにかく「大きい」という印象が強くのこった。 |
これは双子のイチリンソウ。これじゃ,まるでニリンソウだ。(^^) |
これも双子のイチリンソウ。 写真が小さいので識別が難しいかもしれないが,左の2輪が双子だ。 |
これは普通のイチリンソウ。やはり清楚な花だ。 白い花を写すのは難しい。日は射していなかったのにそれでも飛び気味だ。 |
これくらいの開きかけが初々しくてよい。右は蕾の状態。これはこれで可愛らしい。 |
双子のイチリンソウはこの辺りに固まって咲いていた。 |
弟(妹?)はまだ蕾。 |
別嬪さんに撮りました。 |
イチリンソウの群生の中にニリンソウが遠慮がちにひっそりと咲いている,というような風情だ。 イチリンソウよりもかなり小型。2輪目はまだこれからだ。同時に咲くわけではない。 |
ニリンソウといっても必ず2輪咲くわけではないようだ。2輪目が出てこないこともあるし,3輪咲くこともある。じゃあ,サンリンソウの立場は? (^^) |
完全に開く前はこのような感じ。どう,可愛いでしょう。 |
乙女はアップに堪えられる。(^^) 皿ヶ嶺や天狗の森でニリンソウの蕾を見つけてあるが,大野ヶ原で思いがけず出会えたのは嬉しかった。 |
実が半分開いたもの,完全に開いてサバの尻尾になっているものがある。 |
花もまだ残っていた。君もアップにしてあげよう。 |
皿ヶ嶺では写しかたを失敗した。今回は少しはましかな。 |
前回よりはまともに撮れた。自画自賛だが,たまにはよいだろう。 |
どこにでもあるといえばそうだが,どこで見ても可愛らしい。野草界のアヤヤというところか…。 |
咲き始めだった。 |
蕾がやっと開き始めたところ。 斜面のきついところにはもっと開いているのが見えたが運動靴では滑って危ないので途中で断念。 |
どの個体ももう終わりかけだった。その中でも一番元気そうなのを撮った。 |
フジよりも房が短い。 |
野草を撮り終えて車道を少し下った川縁の手の届きそうな所にりっぱなヤマフジが咲いていた。 |
今回は偶然の出会いだったので収穫はこれだけ。ただのドライブのつもりでも撮影の準備だけはしておいて幸いだった。ついでに言うと,登山靴も用意しておいた方がよいかも知れない。 |