石鎚山…梅雨の晴れ間に 2005年6月19日

(21)ベニドウダン?

色がかなり薄いが,ベニドウダンだろう。

  

(22)ナガバノモミジイチゴ

モミジイチゴの西日本産。径3cmほどの白い花を下向きにつける。葉に変異が多いが,この花の大きさがヒントになる。

この場所では7月中旬くらいに,橙黄色に熟した実が食べられそうだ。(^^)

 

(23)ナンゴクミネカエデの実

 

(24)ベニドウダン

このコース上で一番濃い色の個体だ。

概して,四国のベニドウダンは本州のものよりも色が薄い傾向があるそうだ。

 

(25)マイズルソウ

頂上では終わっていたマイズルソウだが,ここのは盛りは過ぎていたが咲き残っていた。

 

(26)ハナニガナ

白いのは,シロバナニガナ。

 

(27)防虫ネット

虫に愛される家内は防虫ネットをかぶっている。天狗の森につづき伊予富士でも刺されて,「お岩さん」状態になった。

長男と私もかぶったが,虫が特に多いところだけだ。かぶらないときは帽子の上にめくり上げておくとよい。

初めて今回かぶってみたのだが,「暑苦しい」という印象だ。

 

(28)クロヒカゲ

今年から石鎚山系の蝶も撮影対象に加えたが,生き物はなかなか難しいというのが偽らざる感想。

 

(29)ヒメハギ

 

(30)ミヤマガマズミ?

図鑑で一応確認した範囲内ではミヤマガマズミであろうと判断するが,いずれにせよガマズミの仲間であることは間違いないと思う。

※ガマズミと判明
この標高でのガマズミは珍しいそうです。普通はこれくらいの標高ならミヤマガマズミのようです。

 

(31)土小屋到着

午後2時15分。

途中休憩らしい休憩は取らず1時間30分ペースだったのに,実際は1時間55分かかった。やはり花や蝶を撮影したためだろう。

番 外

(32)木の香温泉

登山の汗を流すために木の香温泉に立ち寄った。

土小屋からだと,寺川経由でも瓶ヶ森林道経由でも34kmだ。

朝と同じルートは走りたくなかったので瓶ヶ森林道から帰った。

 

(33)美味

10日前の伊予富士山行の帰りにソフトクリームが食べたくなり,温泉に入る予定もなかったのにわざわざここに寄った。

そして,ここのソフトクリームが意外なことに実に美味しいことを知った。牛乳の味と香りが濃厚なのだ。我々はこれにはまってしまった。(^^ゞ

というわけで,ボランティアで宣伝しておこう。

 
この時期は花は少ない。毎年この時期に咲く弥山北壁の高山植物3点セットが目玉だ。しかし,これから咲く花は着実にその準備をしていた。もうすぐ,お花畑が賑やかになることだろう。

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