『燕岳〜大天井〜常念岳』縦走レポート 1995年7月23日〜28日 No.6/9
 

(101)道標

左を行けば大天井岳,右へ行けば燕岳。

  

(102)陰でひと休み

 

(103)槍ヶ岳

このアングルはあまりよくない。どうも槍ヶ岳の落ち着きが悪い。

 

(104)鎖場

短い鎖場。確かに鎖はあるが,鎖場というほどのところではない。

下りたところが切通岩の鞍部。

 

(105)小林喜作のレリーフ

切通岩の鞍部の右側の岩にこのレリーフがある。この辺りの縦走路の開拓者だ。

 

(106)分岐の道標

表銀座コースはこのまま右に進んで,槍ヶ岳に通じている。

我々は表銀座コースと別れ,左のコースを進み,大天井岳山頂に向かう。

山腹を斜めに横切るように高度を稼ぐと大天井岳肩に着く。そこに今夜の宿泊小屋,町営大天荘がある。

 

 

(107)町営大天荘

ザックを降ろしてまずはベンチで休憩。

小屋から右手に15分ほど進むと頂上だ。

 

(108)大天井岳

標高2922m。

 

 

(109)シナノキンバイ?

 

(110)森林限界上のお花畑

 

(111)夕食

 

(112)大天井岳の撮影ポイント

燕山荘から大天井までは半日でおつりがくるらくらくコースなのに,素通りして常念乗越にある常念小屋までいっきに行かないのかというと,この撮影ポイントを逃したくなかったからだ。

事前に何冊もの山岳写真集を参考資料に,歩く予定コースの撮影ポイントの勉強をする。この場所は本コースでもっとも期待できる撮影ポイントの1つとして楽しみにしていた。

夕景の条件に恵まれたら,手前の黒いシルエットが画面を引き締め,その奥に槍ヶ岳が鎮座するという絶好の構図を完成させることができるのだ。

岩がギザギザしているのも高さ・厳しさを表していて山岳写真向きだ。後は日の入りの時刻にどのような条件になるかだけが問題だ。条件に恵まれさせしたらだれでも傑作を作ることができる可能性が高い「絶好の撮影ポイント」と言えるだろう。

 

(113)花と槍ヶ岳

 

(114)夕焼け

槍の穂先がわずかに見えているだけだ。

この撮影ポイントは結局,初チャレンジとしてはかなり条件に恵まれ作品をものにすることができた。

もっともよいシャッターチャンスはポジフィルムで撮っている。その作品は「別館」の「日本アルプス」の中に置いてある。

 
(115)大天井岳から見た朝の「槍・穂高連峰」

 

(116)大天荘前にて記念撮影

7月27日(木曜日)

常念岳に向かって出発。

 

(117)富士山と常念岳

今朝も快晴。

快晴の朝は富士山を探す。やはり,見えている。どんなに小さくても見えていれば富士山と認識できる特異な山だ。

右奥にある三角の山が常念岳だ。

 

(118)富士山と常念岳

この場所からだと常念岳は少し右に傾いているように見えてしまう。

 

(119)槍ヶ岳

 

(120)雷鳥

散歩中の雷鳥に遭遇する。


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