私にとって山歩きの大きな楽しみの1つは山野草たちとの出会いです。登山道沿いには季節の移ろいとともに様々な種類の花が咲いてくれます。登山道の目立つところに大きな花を咲かせている花もありますが,多くはひっそりと目立たないように咲いている小さな花たちです。 一度山野草の魅力を知るとスポーツ登山よりも心の癒しの方を優先するようになり,必然的に山行スタイルは“スロー登山”になります。そんな心癒される山野草に出逢ったならば,フォトジェニックに撮ってやりたいと思い“ポートレート”風に撮っています。

花名:シモツケ(下野)

シモツケ(下野)の高画質写真
◎撮影日:2004年 7月 1日      ◎撮影地:石鎚山系     

シモツケ(下野)】の図鑑情報

科+属 バラ科 シモツケ
花名の由来

下野(しもつけ)の国,今の栃木県で最初に発見されたことによるという説が有力。

レッド・データ
生育環境・特徴

山地に生える落葉小低木で,高さ1~1.5mほどになる。枝先に径5㎜前後の5弁の小さな花がたくさん集まって咲く。これは散房花序といわれる花のつけ方だ。

花色は紅色が多く,咲き始めが濃くだんだんと薄くなる。しかし,咲き始めの紅色の濃さ自体にも濃淡の差があり,個体や生育環境によって異なるのだろう。また,中には白花や白花の中に薄い紅色が混ざっているものもあるらしい。

この花の名前を尋ねられて教えると,十中八九「あぁ,シモツケソウですか」という反応が返ってくる。これは草(ソウ)ではなく,木なのですが,どうもシモツケソウという花の方が印象が深いらしい。混同している人が実に多い。

■撮影のポイント:
背景が良ければいくつか立ち並んでいる全体像を引いて写すのもよいですが,旬の個体に出会ったらぜひアップで撮ってみましょう。“紅い宝石”のようで実に美しいです。

花 期 6~8月
識別のポイント

花の咲き方が多少似ていることを除けば,シモツケとシモツケソウが似ているのは名前だけ。

分 布 情 報 本州 四国 九州
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