【シモツケ(下野)】の図鑑情報 |
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科+属: | バラ科 シモツケ属 |
花名の由来: |
下野(しもつけ)の国,今の栃木県で最初に発見されたことによるという説が有力。 |
レッド・データ: | ※ |
生育環境・特徴: |
山地に生える落葉小低木で,高さ1~1.5mほどになる。枝先に径5㎜前後の5弁の小さな花がたくさん集まって咲く。これは散房花序といわれる花のつけ方だ。 花色は紅色が多く,咲き始めが濃くだんだんと薄くなる。しかし,咲き始めの紅色の濃さ自体にも濃淡の差があり,個体や生育環境によって異なるのだろう。また,中には白花や白花の中に薄い紅色が混ざっているものもあるらしい。 この花の名前を尋ねられて教えると,十中八九「あぁ,シモツケソウですか」という反応が返ってくる。これは草(ソウ)ではなく,木なのですが,どうもシモツケソウという花の方が印象が深いらしい。混同している人が実に多い。 ■撮影のポイント: |
花 期: | 6~8月 |
識別のポイント: |
花の咲き方が多少似ていることを除けば,シモツケとシモツケソウが似ているのは名前だけ。 |
分 布 情 報: | 本州 四国 九州 |