【コチャルメルソウ(小哨吶草)】の図鑑情報 |
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科+属: | ユキノシタ科 チャルメルソウ属 |
花名の由来: |
江戸時代に唐人(中国人)の笛をラッパと呼んでいた。中国語では”チャルメロ”とう。”哨吶(さのう)”とも呼んでいた。花がそのチャルメロの先の広がりと似ていたことから命名したようだ。これに,葉が小さいので,”コ”を冠した。 |
レッド・データ: | ※ |
生育環境・特徴: |
山地の谷川沿いの湿った岩場や林内の湿り気のある斜面などに自生する。草丈は20~30cmと図鑑ではなっているが,生育環境によっては10cmほどの個体も珍しくはない。むしろ,せいぜい20cm内外で30cmもある個体は見たことがない。 図鑑の情報によると,アンテナのような形をした花弁は「赤みを帯びた淡黄緑色」となっているが,皿ヶ峰山系のものはその赤みが強いように思う。 ■撮影のポイント: |
花 期: | 4~6月 |
識別のポイント: |
チャルメルソウの仲間でよく見かけるのは本種とシコクチャルメルソウ。前者は,花弁が7~9裂し,後者は5裂する。 他に四国が分布域になっているものとしては,オオチャルメルソウ,トサノチャルメルソウがある。 |
分 布 情 報: | 本州 四国 九州 |