【ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)】の図鑑情報 |
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科+属: | ボタン科 ボタン属 |
花名の由来: |
白花のヤマシャクヤクに対して,”紅花”という意味。 |
レッド・データ: | 愛媛県も環境省も絶滅危惧1B類に指定している |
生育環境・特徴: |
山地の広葉樹林帯の半陰地に生育する,草丈30~50cmの多年草。 花弁は4~5から7枚で,株によって多少異なる。 図鑑で見る限りは,濃淡の違いは多少あるが花弁全体が淡紅色だ。したがって,上の写真の個体が,ヤマシャクヤクの変異なのか,あるいはベニバナヤマシャクヤクなのか正確なところは分からない。確かめるべく翌年撮影場所に行ったときには盗掘跡しかなかった。 2005年の新聞記事に同様のものが「ベニバナヤマシャクヤク」として紹介されていたので,上の個体もそのように判断した。 ■撮影のポイント: |
花 期: | 4~6月 |
識別のポイント: |
ヤマシャクヤクとは異なり,雌しべの柱頭が明確に巻く。 |
分 布 情 報: | 本州(関東地方以西) 四国 九州 |