【アオハコベ(青繁縷)】の図鑑情報 |
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科+属: | ナデシコ科 ハコベ属 |
花名の由来: |
花弁のように見える萼と雄しべ・雌しべを合わせた花冠部全体が緑色に見えることからだろうというのは容易に想像がつく |
レッド・データ: | ※ |
生育環境・特徴: |
高さ20~25cmほどの多年草。本種を載せている図鑑はほとんどないが,数少ない情報をまとめると,ヤマハコベ(花冠の姿は大きさが一回り大きいミヤマハコベに似ている気がする)の花弁の無い変種とのことだ。花弁のように見えるのは萼であり,花径は1cmもない。 その色もあって周囲の緑に同化しているために,道沿いに群生していても気付かずに通り過ぎそうになる。とても地味な花であるが,間近で観察すると葯の黄色が目立ち,けなげにも精一杯自己主張しているように感じられて微笑ましい。 2005年に初めて出会った時は花弁の無いハコベの仲間があるとは知らなかったので,花弁が落ちた後かなと思っていた。花にある程度詳しい人に尋ねても分からず,同定までには時間がかかった。 ■撮影のポイント: |
花 期: | 4~6月 |
識別のポイント: |
※ |
分 布 情 報: | 本州(中部地方以西) 四国 九州 |