Home > 春の妖精 > セツブンソウ-2006年
早春,旧暦の節分の頃(3月半ば)に開花するのでこの名があります。花期は2~3月。石灰岩地域の雑木林の林床に他の花に先駆けて早いところでは2月の半ばから咲き始めるようです。
草丈は5~10cmほど。白い花びらに見えるのは萼が変化したもので普通は5枚で大きさは直径1.5cm前後あります。花弁は黄色で小さな筒状をしており,先端が普通は2裂し,雄しべの葯は淡紫色をしています。図鑑の分布情報では「関東地方および中部地方に分布」となっていることが多いようですが,私は広島県の総領町まで遠征し撮影しています。
山野草の可愛らしさや造形美を余すところなく引き出すためには「一眼レフカメラ+マクロレンズ」の組み合わせが理想です。背景を大きくぼかしてポートレート風に撮ることが多く,被写界深度が極端に浅いためにマニュアルフォーカスを多用するので一眼レフのファインダーでないと対応できないからです。
レンズは,開放値が明るくて1~2段ほど絞った時のボケ味を大きく左右する「円形絞り」を採用した製品を特にお薦めします。焦点域は35mm判換算で60~105mmがよいのではないでしょうか。
図鑑情報
◎キンポウゲ科 セツブンソウ属
早春,旧暦の節分の頃(3月半ば)に開花するのでこの名があります。花期は2~3月。石灰岩地域の雑木林の林床に他の花に先駆けて早いところでは2月の半ばから咲き始めるようです。
草丈は5~10cmほど。白い花びらに見えるのは萼が変化したもので普通は5枚で大きさは直径1.5cm前後あります。花弁は黄色で小さな筒状をしており,先端が普通は2裂し,雄しべの葯は淡紫色をしています。図鑑の分布情報では「関東地方および中部地方に分布」となっていることが多いようですが,私は広島県の総領町まで遠征し撮影しています。
◎庄原市観光情報 ― 見る「春夏秋冬の情景」
◎総領町のセツブンソウ情報― 節分草(セッブンソウ)-庄原市総領町(メナモミ ネット)
◎駐車場(散策起点)ー 道の駅 リストアステーション 中国地方の道の駅 公式サイト