松山市方面から南を見ると,頂上部がお皿を伏せたような平らな峰が見られます。それが皿ヶ峰です。中腹まで登ると竜神平という湿原(と言っても,今はあまり“湿原”という感じはしませんが)があり,そこに無人の山小屋(愛大小屋)もあります。山全体がブナを始めとする植生が豊富で県立自然公園に指定されています。落葉が堆積して山肌がとても柔らかいのも特徴です。頂上に至るルートはいくつかありますが、「風穴(かざあな)」から登るのが主ルートです。花の山としてもしられ春から秋まで山野草を楽しめます。

芽吹きの皿ヶ峰

-皿ヶ峰雪景色01-
-皿ヶ峰雪景色02-
-皿ヶ峰雪景色03-
-皿ヶ峰雪景色04-
-皿ヶ峰雪景色05-
  • カメラ:デジタル一眼レフカメラ NIKON D700
  • レンズ:AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
  • 現像ソフト:SILKYPIX Developer Studio Pro 5 Beta

◎撮影メモ:2011年5月4日撮影   ◎撮影地:皿ヶ峰

1年で一番好きな若葉萌える季節になりました。萌黄と時を同じくして芽吹きが始まり,若葉が逆光に輝き,ウグイスのまだ慣れぬ鳴き声がほほ笑ましい,明るい春の森は森林浴には最高の条件が備わっています。山野草の種類が多く,花の山として知られる皿ヶ峰も,そのような春の息吹が感じられる山です。

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