松山市方面から南を見ると,頂上部がお皿を伏せたような平らな峰が見られます。それが皿ヶ峰です。中腹まで登ると竜神平という湿原(と言っても,今はあまり“湿原”という感じはしませんが)があり,そこに無人の山小屋(愛大小屋)もあります。山全体がブナを始めとする植生が豊富で県立自然公園に指定されています。落葉が堆積して山肌がとても柔らかいのも特徴です。頂上に至るルートはいくつかありますが、「風穴(かざあな)」から登るのが主ルートです。花の山としてもしられ春から秋まで山野草を楽しめます。

芽吹き前の花たち

-芽吹き前の山野草01-
-芽吹き前の山野草02-
-芽吹き前の山野草03-
  • カメラ:デジタル一眼レフカメラ NIKON D700
  • レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
  • 現像ソフト:SILKYPIX Developer Studio Pro

◎撮影メモ:2011年4月21日撮影   ◎撮影地:皿ヶ峰

花の山,皿ヶ峰がいよいよ芽吹きの季節を迎える時期になろうとしています。陽光の中の森は驚くほど明るく,山野草も咲き出そうとしていました。まだ,種類も数も少ないですが,例年になく厳しかった冬に耐えた山野草たちはより一層明るく力強く咲くことでしょう。次回の散策では萌黄と若葉の共存が楽しめることでしょう。

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