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この梅園で実際に撮影してみると,広角側は24mm程度から望遠側は少なくとも中望遠まで必要でしょう。望遠が好きな人は200mm程度のレンズがあった方が面白い写真が撮れそうです。
天気が良ければやはり“逆光”での撮影が多くなりますし,実際その方が花は綺麗に写ります。したがって,レンズは,何と言っても”逆光耐性”に優れているものが必須です。解像度などのレンズ性能は概ね価格と比例関係にありますが,逆光耐性と価格に比例関係はまったく存在しません。
梅の種類も多いので,接写をするのも楽しいと思います。そうなるとマクロレンズもあった方がよいと思います。それも,“円形絞り”を採用しているレンズがお薦めです。点光源などのボケの形状が美しいからです。
最後に,気に入ったポイントは時間を変えて狙ってみた方がよいと思います。時間の経過と伴に光線の状態が変化するからです。今回は3時間ほどいましたが,3時間も経つと光と影の状態はかなり変わります。
七折梅園(愛媛県砥部町)について
◎七折梅園…梅の里,そこはまさに“梅”源郷
七折梅園は愛媛県砥部町の小高い山の中,ウグイスの鳴き声が響き渡る里山の雰囲気が今なお残る自然が豊かな環境にあります。毎年開かれる梅まつりの頃には,地元の人が手間を惜しまず一本一本大切に育てた1万を超える白い梅,紅い梅,ピンク色の梅が見事に咲き誇り,私たちを出迎えてくれます。
園内には整備された散策路が展望台まで続き,その途中や展望台から俯瞰的に梅の花を観賞することができます。梅の木の足元には菜の花も植えられており,梅の花とのコントラストが“絵”になります。
ゆっくり散策ができるように無料のお茶のサービスやトイレもあります。有料の茶店では抹茶と和菓子を楽しむこともできます。
◆参考情報ページ(1):七折梅園公式ホームページ
◆参考情報ページ(2):「七折梅まつり」のページ